日本を支えてきた人

僕の知人に、今年で92歳になるおばあちゃんがいます。 はじめてあったときは90歳でした。 なんでそんな人と知り合いかというと、実はこのおばあちゃん、大学で国文学を勉強しているのです。  学校の喫茶店で友達と食事をしているとき、相席をしたのがきっかけでした。 はじめは70歳ぐらいかと思ったのですが、実...

『食』

年末、年始にかけて忘年会やら新年会と何かと忙しい時期です。 そんな中、先日酒の席で「食事」について面白い話を聞きました。 「昔、米すら満足に食えない時期があって、その時は心がかなりすさんでた。 最悪な時期だったよ。そのとき深く思ったのは、食事はしっかり取らないと 人間的にだめになるってことだ。それに...

自由とは

日本には、明治時代まで「自由」という言葉は存在しなかった。 言葉は、概念そのものとすれば日本にはそれまで、 「自由」は存在しなかったのである。 だが、明治初頭にかの有名な福沢諭吉が英語のFreedomを訳す言葉として、 「自由」と言う言葉を作ったのである。 福沢諭吉に曰く、「自らを由とすること、此れ即ち自由なり」 なかなか難しいことを言うものだ。果たして、当時の人でもどれくらいこの言葉の意味を理解 […]

「いつまでもあると思うな親と金」

  • 2002.10.04

近年、新卒者の就職率がどんどん目減りしています。 去年と比べれば有効求人倍率は下がっているのです。僕も就職活動をしておりましたので、そのあたりは実感を持っています。 近年、新卒者の就職率がどんどん目減りしています。 去年と比べれば有効求人倍率は下がっているのです。僕も就職活動をしておりましたので、...

新・日本型経営システム

このレポートを執筆するにあたり、数多くの参考資料に目を通し考察を深めるほどに、自分も経営が出来るのではないかと、錯覚してしまうことが度々あった。 また、ここ10年にわたり数字の上では日本経済が低迷しているにもかかわらず、それほど一人一人が不安がっているようには思えない。一番不安がっているのは、経営者である。大手企業が倒産していくにつれ、明日は我が身と考えている経営者は少なくないだろう。

文字について #2

 文字と、言葉のギャップについてだが、日本語で言うと「注連縄」などがある。音読みすれば、「ちゅうれんじょう」となり、訓読みでは「そそつらなわ」と なるはずだが、「しめなわ」と読む。英語に関しても、「Debut」なのに、「デビュット」と読まずに「デビュー」と読む。  ドイツ語やラテン語には、それほど大きな違いは見られないが、ドイツ語であれば「Eine」と表記して、「エイネ」とは読まずに「アイン」と読 […]

文字について #1

 言葉を使用しない文化はないが、文字を使用しない文化はある。文字は、人類の偉大な発明の一つである。我々の文化では、文字は何気なく使用されて いるが、実は文字を発明するのは大変難しいことなのである。しかし、文字をもたない文化は、劣っているかというとそうではない。  文字をもたぬ文化は、必ず理由があるはずである。その理由は何なのか、今はまだわからないのだが。  僕の考えでは、文字はルーツを探求すると、 […]

構造言語学

今日は、話が長くなると予想されるが、学術的なことについて書くことにした。 ~シニフィエ・シニフィアンと構造主義言語学~ まず始めに、この二つの言葉は何を意味するのかを説明します。【シニフィエ】とは、フランス語で「意味内容」と訳されます。そして、【シニフィアン】は、「意味作用」と訳されます。 【シニフィアン】(意味作用)についてですが、これは、直接的に言葉が示す対象のことをいいます。例として、一つの […]

現代批判

  • 2001.06.05

ネパールでの事件を皆さんはご存知だろうか? あまりにも不可解な事件である。 一度に王族が、3人も死んでいる。何かとても陰謀の匂いが立ち込める嫌な事件だ。 不可解と言えば、田中外相に対する批判問題も不可解だ。 どこから、田中女史の発言したことが漏れてくるのか?身近に居る人間以外には考えられない。 度重なる外務省批判の、仕返しとしか考えられない。官僚は頭がいいから、どうすれば大臣を辞職させる […]

特許について

昨日、特許庁のHPを見ていた。 特許を取るためにはずいぶんと、時間がかかるものだということが分かった。 よく、「特許申請中」という言葉が使われたりするが、実際特許を取るには、20年ぐらいかかることもある。 そうでなくとも、審査に7年というから、相当時間がかかるというわけだ。 それに、過去の特許に自分が申請しようとしているものが含まれていないかということも自分で、調べなくてはならず、そうそう簡単に特 […]

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