言語

文字について #2

 文字と、言葉のギャップについてだが、日本語で言うと「注連縄」などがある。音読みすれば、「ちゅうれんじょう」となり、訓読みでは「そそつらなわ」と なるはずだが、「しめなわ」と読む。英語に関しても、「Debut」なのに、「デビュット」と読まずに「デビュー」と読む。  ドイツ語やラテン語には、それほど大きな違いは見られないが、ドイツ語であれば「Eine」と表記して、「エイネ」とは読まずに「アイン」と読 […]

文字について #1

 言葉を使用しない文化はないが、文字を使用しない文化はある。文字は、人類の偉大な発明の一つである。我々の文化では、文字は何気なく使用されて いるが、実は文字を発明するのは大変難しいことなのである。しかし、文字をもたない文化は、劣っているかというとそうではない。  文字をもたぬ文化は、必ず理由があるはずである。その理由は何なのか、今はまだわからないのだが。  僕の考えでは、文字はルーツを探求すると、 […]

構造言語学

今日は、話が長くなると予想されるが、学術的なことについて書くことにした。 ~シニフィエ・シニフィアンと構造主義言語学~ まず始めに、この二つの言葉は何を意味するのかを説明します。【シニフィエ】とは、フランス語で「意味内容」と訳されます。そして、【シニフィアン】は、「意味作用」と訳されます。 【シニフィアン】(意味作用)についてですが、これは、直接的に言葉が示す対象のことをいいます。例として、一つの […]

言語論入門

新聞やマスコミで今話題なのが、日本考古学会のことだ。 副理事長ともあろうものが、自分の私利私欲のために捏造を繰り返していたのだ。史学科の友人が嘆いていた。今彼は、ゼミで埴輪の研究をやっているそうだ。 今回のことは、このこととは直接関係ないことだが、結論的には同じことなので、覚えていてもらいたい。 「言葉」というのはなぜ生まれてくるかということを皆さんは考えたことがあるだろうか? モノは、出来ればそ […]