どう伝えるかよりも、誰に伝えるか?
情報を発信する時に注意すべきこと。
それは、誰がその情報を必要としているか?です。
その誰が?を明確にすることをターゲティングといいます。
どのような商売でも、必ず相手があります。
その相手にうまく情報を伝えることことこそがマーケティングなのです。
よく、ターゲットを考える時に間違えやすいこととして、みんなに伝えたいという考え方です。
この「みんな」というのが曲者です。
絶対に「みんな」には伝わりません。
結果としてみんなに伝わっているように見えているだけです。
初めから、全体に向けたターゲティングをすると、誰にも伝わらないモノが出来上がります。
例えば、セミナーの場合、大きく分けると法人向けと個人向けとがあります。
法人向けでも、担当者に向けたものか?経営者に向けたものか?
エリアは?企業規模は?など細分化していくことによってより具体的なターゲットが見えてきます。
個人向けの場合、男性向けか?女性向けか?年齢層は?既婚か?子供は何歳か?など法人向けよりもより細かくすることができます。
大切なことは、どう伝えるかよりも誰に伝えるか?なのです。
誰に?が、明確になるとその人達が好むメディアやより伝わりやすいツールなどを決めます。
そこでようやく、どのように伝えるか?が決められます。
誰に?ではなく、どのように伝えるか?
を先にしてしまうと、誰に伝える情報なのかが不明確になり、結果として誰にも伝わらない情報になってしまうのです。
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