分散コンピューティング Vol.2
分散コンピューティングがもたらしたものには、今の最新のPCがあります
今の最新のPCはコアが2つないし4つ入っているマルチコア技術によるCPUを採用しており、IntelのCore2やi5、i7(コアが6つのモデルもある)といったマルチコアプロセッサーは、分散コンピューティングのもたらした産物です。(ただ、正直コアが2つあっても、4つあっても普段使用している分には、感覚的に大きな違いはないような気がします)
そもそも、塵も積もれば・・・という発想から起こった技術的概念だと思うのですが、つい先日、世界一のスーパーコンピュータとなった「京 」は、64万個以上のコアが搭載されています。一つのCPUに8つのコアを搭載し、1つのラックにCPUを100個積んで、800台以上のラックを設置しているといいます。
そういえば、8コアで思い出しましたが、ソニーのゲーム機PS3も9コアです。意外とゲーム機の方が最新のコアや画像処理技術が使われていることがおおいのです。
もしかすると、PS3を8000台並べたほうが性能がいいのでは?本体コストは約20億円。京は1120億円かかっていますから、かなり低コストで実現してしまいそう・・・。
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