今の時代に合う言葉
戦後、聖書の1節から「働かざる者、食うべからず」という言葉が日本でよくつかわれていました。そして、「より多く働け」と高度経済成長を引っ張ってきた言葉だと思います。
しかし、今の時代にはその言葉がどうやら当てはまらないようです。
フリーターやニートの存在が証明するように、働かなくても食える時代だからです。
そんな時代だからこそ、今一度「働かざる者、食うべからず」の精神を持つことも必要なのかもしれませんが、すでにそうした現実がある以上、精神論で終わってしまいます。
今の時代に最も合うのは、「持てる者はますます富み、持たざる者はさらに失う」や、「金持ちはますます富み、貧者はより貧しくなる」という言葉です。
今まさに、そうした現実が目の前で起こっています。
しかし、それを直視せず、目を背けたり、どうしてよいか分からず四苦八苦しているわけです。
ここが、宗教を忘れてしまった日本人の限界かもしれません。
アメリカが、今不況にさらされていますが、たぶん持ち直すでしょう。なぜなら、彼らの資本主義の源泉には、聖書があるからです。(詳しくはプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神を参考のこと)
それぞれが、聖書の1節ですから実は、答えも聖書に書いてあります。
「求めよ、さらば与えられん」
これが答えです。
たったこれだけのことですが、この真理を実践したときにこそ、富める者になることができるでしょう。
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