集中力より、収集力

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2006年5月26日版の日経新聞に、中田英寿の記事が書いてありました。
それによると、中田は試合中に6.5秒に一回に状況を確認していると言うことでした。
サッカーの試合は45分ハーフのフルタイム90分という時間の中で、
20名のプレーヤーのが常に動き回り、状況はその瞬間瞬間で移り変わります。
中田英寿選手は、こうした中でボールを持つか持たないかにかかわらず、常に状況を把握しているということです。

ちなみに、この数字は大学の先生が、測定した結果だそうで
顔を上げて首を左右に振った回数だそうです。

比較対照として、高校生の全国選抜の選手平均と、中学生の全国選抜の選手平均がありましたが、どちらも一試合70回弱でした。
中田英寿は、100回弱で30回ほど上回っているわけです。
常に状況を把握し、新しい情報を得ていることがトッププレーヤーの条件なのかもしれません。

この記事は、仕事や経営にもかなり通じるものがあるのではないかと感じました。
特に、今の時代のビジネスは常にスピードを求められいます。
常に走り続けなければならないという状況下で、いかに周りの状況を把握し決断するかが今の仕事のよしあしを決定する要因のひとつになっていることは、間違いありません。
いかに情報を収集し、お客様に有益な情報やサービスをすぐに提供できるか?
まさにトップビジネスパースンの条件と合致していると感じました。