山形県と老舗企業の考察

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山形県内の経営者だと知っている方も多いですが、山形県は全企業数に占める老舗企業の割合が全国1位だといいます。

この事実を知ったのは3年前ぐらいですが、年々その割合は増加しているようです。

東京商工リサーチの調べということですので、確かな情報ですし、毎年8月ごろには地元の山形新聞にも記事として掲載されています。

ちなみに、老舗と言われるのは100年超の企業です。2012年の調べでは594社あり、老舗率は3.04%だったそうです。

2009年にも同じように老舗企業の調査を行ったそうですが、その時も老舗率は全国1位でした。

また、前回調査からは153社増えているということです。

この3%という比率は山形県だけだそうです。2位が新潟県で2.71%、3位が京都府で2.6%ということでした。

老舗が多いと思われている京都は比率だけで見るとそれほど多くないようです。ただし、総事業所数の数に占める割合なので、京都、新潟も決して少ないくはありません。

平成21年経済センサス(総務省統計局統計調査部)の調査によると、山形県の事業所数の全国に占める割合は1.1%で64,257事業所、京都府は、2.2%で131,275事業所、新潟県は2.1%で129,572事業所です。

確かに比率は高いわけです。