近江商人の「商売の十教訓」
400年も前に書かれた「商売の十教訓」というものを見つけました。
- 商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
- 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
- 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
- 資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし
- .無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
- 良き品を売ることは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
- 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。つけてあげられるもののない時は笑顔を景品にせよ
- 正札を守れ!値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
- 常に考えよ、今日の損益を。今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ
- 商売には好況、不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ
近江商人というと、「三方よし」があまりにも有名ですが、この「商売の十教訓」もあらためて見ていくと、とてもすばらしい教訓ばかりです。
特に10番目は、まさに今の時代の事をいっているのではないでしょうか。
400年経っても色あせないこの教訓は、いつも大事に持っていたいものです。
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