面白いサイトって?

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面白いサイトを作ろうとしてもなかなか、思ったように面白いサイトなんて言うのは出来ないものです。最近はまっているのは、TumblrというTwitterによく似たサイトですが、Twitterが一言メモだとすれば、Tumblrは面白画像共有サイト。

クリエイター崩れのような人たちが多く利用しているみたいです。TwitterもTumblrにも共通して言える事は、どちらも時間の無駄という事。

でも、そうした時間の無駄なサイトがやたらとはやる現状を考えてみると、そこに答えがあるのではないかと思うのです。ビジネスをしている以上、非生産的な時間はなるべくなくした方が、生産的だと考えるのではなく、むしろ非生産的な時間を増やした方が、実は生産効率があるのではないか?というコトさえ思ってしまいます。特に、知的生産性においてですが。

しかし、本当に新しい技術というのは、トンと出なくなってしまいました。ただ、これまでの技術が体系化されまとまったフレームワークになってきたのは、すばらしい事だと思います。それまでは、技術力のあるプログラマしか出来なかったような事が、フレームワークを利用するととても簡単に機能を盛り込む事ができるのです。実際こうしたフレームワークがあってこそ、クラウドコンピューティングやSaaSというコトも可能になったのでしょう。

こうして色々なコトが出来るようになると、何でも出来るようなサイトは、別に目新しくなくなってしまったのかもしれません。正直、Google一つあれば十分じゃないでしょうか?それをまねして作ったとしても、あまり有用性は感じないでしょう。いまは、そうした何でも出来るサイトから、これしか出来ないサイトに利用者ニーズが移ってきているのだと思います。

この事については、ここのサイト、あの事については、ここのサイトというように、利用者が勝手に自分の使いやすいサイトを決めてブックマークしていくのだとすれば、そうした志向性もうなづけるはずです。ユーザの志向性は多様化していますし、今はタブブラウザが主流です。

一つのサイトだけを開いておくのではなく、複数のサイトを開いておく事がPC上で可能になったため、一つのサイトでいろいろ出来るのではなく、ブラウザ上で色々と出来た方が便利だったりするのです。特にヘビーユザーにしてみれば、むしろその方がありがたいでしょう。

そんな事を考えていくと、面白いサイトやいいサイト、便利なサイトというのは、考えても出てくるものではなく、日々の生活の中から生まれてくるものなのかもしれません。