志向性とコミュニケーション

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インターネットの中では、「誠実」である事が一つの秩序だと私は、考えます。特に、顔が見えない分、一般生活よりも誠実である事が望まれていると思います。
WEB2.0と言われるようになってから、それはよりいっそう重要性を増しています。
ブログやSNSなどでは、それが顕著です。

去年、一昨年ぐらいにトラックバックマーケティングについて研究した事がありましたが、多くのお礼のコメントと同じくらいの割合で、手厳しいコメントやメールまでもいただきました。その人たちにとっては、私の行為には誠意を感じかなった訳です。しかし、その行為について誠意を感じだ人は、わざわざブログの記事にしてくれたり、お礼のコメントをくれたりと、見知らぬ人同士でコミュニケーションが成立していたのです。

良かれと思った事であっても、受け手にとってみればそれは、単に嫌がらせにしか感じないという事は多々あります。しかも顔が見えない分、その気持ちは強くなるという危険性もあります。
この問題には「志向性」というものが大きく関与しています。
志向性が同じ人同士であれば、コミュニケーションが成立しますが、志向性が極端に異なる場合、そこにコミュニケーションは存在しません。