マルコ式 "Did you know…?"

まずは、下記のムービーを見てください。
この動画を見て、いろいろ考えさせられる部分もあるかと思います。
このDid you knowに関しては、すでに多くの人がブログの中で様々な言及をしています。これは、世界的というよりは、
アメリカと中国という部分がかなりクローズアップされているような気がします。
もともと、アメリカで作成されたものなので、データや視点が欧米よりだったりするのはいたし方ありません。
でも日本は実際のところどうなんでしょうか?
中国では、2010年には、大学進学率が25%(3000万人)に達するだろうといわれていますが、日本は、
2007年の段階で51%でした。(大学等進学者:587381÷全体:1147035=51.2%:::文部科学省平成19年度学校基本調査速報)
現段階ですでに日本では2人に1人は大学へ進学していることになります。
ただ、中国の場合は、都市部の高校生の進学率はほぼ100%だといわれています。全体の割合を引き下げているのは、
農村部の学生の進学率です。農村部から大学へ進学するのは中国では至難の業。
かなり難しいといわれていいます。
インターネット白書2007年版を見てみると、国内の利用者数は約8300万人です。世帯浸透率は83.3%でした。
ちなみに、日本の人口は、1億2768万7千人(平成16年10月1日現在推移)
です。日本の場合は、5年に一度の国勢調査があるため、2005年度のデータが最新となります。(次回は2010年)
しかし、出生率は年々低下しており、ここ4,5年は出生率が2を切っている状況が続いています。2を切るとどうなるのか?
人口が減っていきます。
余談ですが、1+1が2にならない算数の代表的な問題ではないでしょうか?
1+1が2になると、加算的に人口は増加していくと予測されます。死亡率が不変で合計特殊出生率が高ければ、
将来の人口は自然増を示すわけです。
仮に、調査対象における男女比が1対1であり、すべての女性が出産可能年齢以上まで生きるとすると、
合計特殊出生率が2であれば人口は横ばいを示し、これを上回れば自然増、下回れば自然減となるはずです。
しかし、実際には生まれてくる子供の男女比は男性が若干高いこと、出産可能年齢以下で死亡する女性がいることから、
自然増と自然減との境目は2.08とされています。
日本ではこの2.08という数値を切ってからすでに数年たっています。これから反転し、出生率が20.8まで伸びれば、
将来の人口は自然増を示すでしょうが、そう簡単にはいきません。
ちなみに、2006年時点での世界の出生率は、アメリカは2.05、フランスが1.94、韓国は1.08、
イタリア1.32という数値で、軒並み先進国は低い数値でした。
ただ、気になったのが、韓国の1.08という数値です。これは日本やイタリアよりもかなり低い数値です。
1人産めばいい方なのかもしれません。
・・・あなたは、知っていましたか?
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