教えることと教わること。
7月12日、セミナーを開催しました。
言い訳になってしまうのですが、それの準備や事後処理などで先週末~今週にかけて全く時間が取れない状況が続いてしまいました。
こんな話をすると、ブログが書けなかった言い訳にしか聞こえませんけど。
今回のセミナーでは、原田光治氏をお呼びして、
「インターネット徹底活用戦略セミナー」と題して講演を行っていただきました。
50名限定でしたが、応募総数が56名で、当日参加者が52名という満員の会場で2時間半の内容でしたが、
セミナー終了後のアンケートでは、「大変参考になった」というお声を多数いただきました。
原田氏の経歴は、プロフィールを見ればわかるのでここでは詳しくご説明いたしません。
ここでは、セミナーでの話ではなく、セミナー外で一緒に食事をしたときに聞いた話をさせていただきます。
その中で最も印象に残っている話は、「教えること」と「教わること」についての話です。
教えることが先か、教わることが先か、と考えたとき先に来るのは大抵、教わることです。ですから、
先に教わることについての話をします。教わるというのは、教えてくれている人の話をどういう姿勢で聞くかがすべてです。
あまり一生懸命でない人には、そこそこ教えることはできても、身についているかどうかは、微妙です。
そこで、しっかりは人の話を聞く姿勢のことを、こんな表現で話していました。
「教わることは、誠実を胸に刻むこと」
確かに、誠実に受け止めることが、教わる姿勢にはなくてはなりません。せっかく教えてくださっているのに・・・。この感覚が、
教わる姿勢には必要なのだと思います。
次に、教えることについてですが、私は自分の経験から、教えることの難しさは知っていました。しかし、原田氏は、
そんなに難しいことではないというのです。
それをこんな表現で話していました。
「教えるとは、夢を語ること」
なるほどなぁ~。と思わずこれには感嘆しました。
この二つの言葉はとても参考になります。謙虚な姿勢でなければ、教わることはできないでしょうし、語るだけの夢がない場合は、
まだ教えることは無理なのかもしれません。
この話を誠実に胸に刻み、いつの日か夢と一緒に語れる日が来ると思います。