maruko's planning
- 2007.02.04
- 考察
プランニングとは、とどのつまり、スケジューリングと手段です。
たとえば、どこか旅行することをイメージしてみてください。
どこでもいいです。
旅行をする場合、どんな乗り物で行くのか?どこに泊まるのか?は最低でも決めておかなければなりません。海外の場合は、飛行機で行くのか?船で行くのか?ということです。
また、事前にその行く場所のこともある程度調べておく必要があります。どんなところを見て回るのか?どんなお店があって、何がおいしいのか?最低でもこれぐらいは調べておきたいです。
ただ、ガチガチに計画を立ててしまうと、面白くないので決めるのは、基本的な部分だけで状況にあわせて変更がきくような計画がいいと思います。
人それぞれに計画の立て方が違うと思いますが、私がどこかに旅行に行く場合、とりあえずこんな感じです。無計画に進めると、どこに行こうか?ということを結局考えてしまうので、時間の無駄があります。場所と目的ぐらいは、はじめの段階で決めておかなければなりません。
プランニングの方法は、何も旅行だけに限ったことではないと思います。
仕事を進めていく上でも、ビジネスをする上でも重要になってくるのが、スケジューリングと手段です。
いつまでに、どうやって、何を、どこまでやるか?
(期限・手段・目的・段階)
これが、プランニングを行う上で重要なポイントです。
たとえば、年内中にイタリアへ旅行に行く場合に置き換えて見ましょう。
2007年12月30日までに、有休をまとめてとってイタリアへ、彼女と旅行する。
ここまではっきりすると、非常にイメージが伝わりやすいと思います。また、方向性も見えやすいとおもいます。5W1Hといわれますが、日本語と英語は文法がまったく異なることと、日本人の多くは、英語が苦手です。こうして文章にしてしまうと、かなりわかりやすくなるわけです。
根本は一緒ですが、表現が違います。表現の違いは、言葉の違い。考え方の違いでもあります。
5W1Hに当てはめるのではなく、とりあえず、一文作ってみるといいと思います。
そうするとほかの人に伝えるのも楽ですし、プロジェクトとして進めていく場合にはかなり有効です。
自分自身が良くわかっていない状態で、PM(プロジェクトマネージャー)の任務は遂行できません。スケジュール管理に関しては、より具体的に日数を入れた進捗表を用意しなければなりませんし、メンバーも集めなければなりません。また、質の高い仕事をしてもらうためにも個々人のモチベーションをあげる必要があります。
人が、モチベーションが下がるときは、先が見えない不安をいただいたときです。
企業経営者であれば、企業の明確なビジョンを見せるとこで社員のモチベーションをコントロールします。PMもそのプロジェクトにおいての明確なビジョンを示すことが必要なわけです。
ただ、企業とプロジェクトとの違いは、プロジェクトには期間があること。会社とは、永続的なものを前提としているところが決定的に違います。その分、社長ほどの覚悟と責任は伴わないです。
ただ、経営者と同じ気持ちを持たなければ、多分こうした仕事は遂行できません。
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