Yahoo検索でサイトの順位を上げるには
Yahoo!の検索でのSEOはセオリーがないというの一般論のようですが、Yahoo!もロジックを利用したYSTを利用しているわけですからある程度は、SEOというものが存在してもよいのではないだろうかと考えました。
また、もし仮にYahoo!検索で上位表示されるようなセオリーが発見できれば、とてもいいことのような気がしたので、いろいろと考えてみました。
まずは、原点に戻るという意味で、Yahoo!のヘルプをみてみます。
サイトの順位を上げるには [ウェブ検索結果]でサイトの表示順を上げるためのヒントは、以下のとおりです。
なお、サイトの順位を上げる基本的な方法は、インターネットのユーザーが求める独自のコンテンツを持つことです。
全体 | あなたのサイトのようなコンテンツを探しているインターネットユーザーが、検索時に使うキーワードを想定し、サイトのタイトルや本文に含めます。 |
タイトル | |
サイトの説明文 | 「description」METAタグを使って、サイトの説明文を正確に記載します。興味を引き、かつサイトのコンテンツにふさわしい説明にしましょう。 |
キーワード | 「keyword」METAタグを使い、ページに関連するキーワードをリストアップします。すべてのページに当てはまるキーワードよりも、ページ固有のキーワードをそれぞれ記載するとよいでしょう。 |
リンク | ページ内には、それぞれの内容に合ったテキストリンクを設置します。 文字列が画像ファイルで表されていると、検索エンジン用ロボットが正しく認識できない場合があります。また、イメージマップで設定されたリンクはロボット が巡回しない場合があります。すべてのページを検索エンジン用ロボットが巡回できるようにトップページにサイトマップのリンクを設置することをお勧めしま す。 |
画像 | ALTテキストを指定します。 |
関連ページとのリンク | 関連サイトの管理者やコンテンツ提供者を通じて、関連ページとのリンク数を増やします。 ただし、リンク数を増やす目的で関連性のないページとのリンクを増やす行為は「検索エンジンスパム」とみなされるため、表示順位が上がることはありません。 |
ポイントになるような箇所は、赤字にしてみました。これが、Yahoo!が検索を上げるためのヒントとして出している項目です。
基本的な部分は、Googleなどとあまり変わりません。
これにくわえて、Yahoo!のカテゴリがポイントになってくるのではないだろうかと考えられます。
が!しかし!
それだけではないと考えます。
というのも、カテゴリに登録されれば必ず、トップ表示なるというわけではないのでそれ以外に何らかのロジックがあるのではないだろうか?と考えています。
一つは、サイト年齢というものがあるのではないだろうか?ということです。
サイト年齢は、サイトがアップされてからどれくらいの期間がたっているかというもので、Googleでは歴史という形で閲覧できます。このキャッシュに深く関係しているサイトはWayBack Machineというところです。このサイトでは、1996年から数か月前にアーカイブされる55,000,000,000のWebページを閲覧することができます。こうした履歴があるということは、サイト年齢は容易に測定できるということです。履歴を閲覧できにはある一定の要件を満たしていなければならないようです。まずは、独自ドメインであること、HTMLでインデックスが作られてあること。サンプルとして、1つその例を挙げます。
サイト年齢というものが、ロジックの中に組み込まれているのであれば、若いサイトほど上位に来づらいということになってしまいますが、そうではないケースもあるようなので、一概には言えません。
もうひとつは、以前にも書いたdmozというオープンディレクトリープロジェクトの存在です。このプロジェクトは人の手で行われている関係上、登録してもすぐに掲載されることはありませんし、内容が薄ければ掲載はされません。かなりシビアな判定が下されるディレクトリサービスです。ですので、ここで掲載されるサイトは、それだけで価値があるとみなされても不思議ではありません。
また、オープンディレクトリーを利用しているポータルサイトは、「AltaVista – A9 – AOL – Clusty – Gigablast – Google – Lycos – MSN – Teoma – WiseNut – Yahoo」です。
3代検索エンジンと言われる、Yahoo!、Google、MSNはこのサービスを利用していますし、そのほかのポータルでも同じようにこのディレクトリを利用していることろは多くあります。
結構前に専門家の間では、いろいろと言われていましたがその効果については謎でした。
ただ、様々なサイトの効果測定を行った結果、やはりこのディレクトリは重視されているとマルコ式では結論付けました。
とすると、このdmozに対してSEOしなければならないのではないだろうか?ということになります。
一応ガイドラインはありますので、そのガイドラインに従ってください。
Open Directory Project 日本語階層に関するFAQファイル
また、検索にかかりやすいサイトというものもあります。
それは、ブログです。
これも検証済みの実験結果ですが、新規でサイトを構築した場合、Yahoo!のサイト登録までに約1か月ほどかかりました。しかし、ブログで記事を掲載しトラックバックをかけた結果、翌日検索結果に反映されていました。
この事実を考えると、Yahoo!検索では、ブログをより効率的・効果的に使うことが結果としてSEO対策につながります。新規サイトを構築した場合ブログを入れることは、今後必須になるでしょう。
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