ウェブ進化論

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ウェブ進化論 が今、アマゾンの本で6位に位置づけています。
というわけでもないですが、先日買って読んでみました。

全体的な構成としては、Web2.0、チープ革命、オープンソースという流れで、Googleの価値を説明して今までのIT業界とこれからのIT業界への予測という形でつづられています。

読んで思ったことは、Googleって優秀なんだ・・・ということと、どんどん加速スピードは速まるな。ということです。
Googleが提供するサービスについては、このブログでもいくつか取り上げていますし、このブログ自体Googleの提供する無料のブログ「Blogger」を使っています。
ちなみに、ブラウザはFireFoxを使っていますが、そこにもGoogleのツールバーを入れ込んでいます。
かなりの割合でGoogleの恩恵を授かっているわけですが、この恩恵を利用してビジネスを展開することもいろいろと考えられるのではないでしょうか。
以前、Mush up(マッシュアップ)について書きましたが、これだけ使えるツールをただそのまま使っていてはサービスにならないので、Google + α という構想でうまくこうしたツールを利用するべきだと、改めて実感しました。
いろいろと使えるツールは出てきていますが、あれだけ優秀な人材をそろえているのですから、今後もっと有益なツールを提供してくることは間違いないでしょう。

作者が、文中で語っていた言葉に「ビルゲイツも年をとったな」という部分がありましたが、IT業界の巨人も世代交代の時期に来ているのかもしれません。

ただし、全世界でこれだけユーザのいるOSはWindowsぐらいなものですから、GoogleがWindowsを超えるOSを作らない限りは、巨人の引退はまだまだ先のようですが、Googleも実は手を打っているようです。

Google will unveil its own low-price personal computer or other device that connects to the Internet. Sources say Google has been in negotiations with Wal-Mart Stores Inc., among other retailers, to sell a Google PC. The machine would run an operating system created by Google, not Microsoft’s Windows, which is one reason it would be so cheap ― perhaps as little as a couple of hundred dollars. [Industry Feeling Presence of the 800-Pound Google, LATimes, January 1, 2006]