感情について

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感動ってなんだろう?って、思って考えてみた。
オリンピックを見て感動した、とか映画を見て感動したと、よく言われるが実際問題どういうことを感動というのかが、いまいち分らなかった。

簡単なようで、実はその中身を誰もおしえてはくれなかった。こういうことは、自分でだんだんと知っていくものなのだということは、否定できない。

そこで、自分なりに解釈したわけである。
「何かを感じて、動く、もしくは動かされること。」
広辞苑を引けば、載っていそうな答えであるが、そう簡単なものではないと思われる。
感動で一番大事なことは’何かを感じる’ということである。その何かは人によって様々だが、初めは何か感じることが大切なのだ。
‘動く’というのは行動に移すということである。例えば、オリンピックを見て明日から走ってみようかな?と思うことが、感じることで、それを行動に移して感動というものが生まれるのである。

人間年を取ると、涙もろくなるということは、色々な行動が蓄積された現れで、(経験)そこに何か感じるものが加われば、それも感動なのである。(逆説的)

行動と、感覚が人間の感動を呼び起こすのである。
感動を知らない人間は、何も感じないか、もしくは行動(経験)が足りないのである。
‘動かされる’というのは、自主的でないかもしれないが、他人から影響を受ける場合も考えると、この言葉を入れておかなければならないと思う。

涙や、背筋がぞっとするというようなものは、感動しているのではなく、何かを感じているのであり、そこで人間は考え、何か行動を起こすから感動というものが生まれるのである。人に話すのも行動だし、実際的な行動を起こす人もいるだろう。