当たり前のことですが。
- 2007.08.23
- 考察
いつも、そんなことを考えていますが、一向に思いつかないのが、この「儲かるビジネスモデル」です。
儲かるビジネスモデル…かなり漠然としています。
何でもうまくやれば、儲かる気がしますし、うまくできなければ、儲からない気がします。
当たり前のことですが。
松下幸之助翁の言葉に、こんな言葉がありました。
「どうしたら売れるからではなく、どうしたら喜んで買ってもらえるかである」
売れない売れないと言っている人は、自分本位(会社本位)でしか見ていないんです。のどがカラカラのときに水を売れば、
喜んで買ってもらえますが、コーヒーを片手に持っている人に水は売れないでしょう。
当たり前のことですが。
パレートの法則は一般的に良く知られています。
「2割のお客様が8割の利益を生み出す」
要するにリピーターがその商売を支えているのです。私の友人に何人か店舗経営を行っている人がいます。彼らが一番大切にしているのは、
いつも来てくれるお客様です。
これは商売の第一鉄則です。どのお店でも、いつも買っていただいているお客様が大切なのです。大企業は、それを知っています。むしろ、
それを知っているから大企業になれたのかもしれません。スタートラインはみんな一緒です。
これも、当たり前のことですが。
当たり前のことをきちんとやれば、必ず売り上げは上がるという人がいます。そして、それについて本を書いていたりもします。
そんな書籍はたくさん出ています。
でも、そんな書籍は同じような内容でもよく売れます。
それはなぜか?
それを当たり前だと気づいていない人たちの方が圧倒的に多いからです。
だから、成功ビジネス本は良く売れるのです。
私も一時期良く買っていました。それは、当たり前のことがわかっていなかったからです。
それが当たり前だとももちろん気づいていませんでした。
儲かるビジネスモデルというのは、
そうした当たり前のことがきちんとできるようなビジネスモデルなのかもしれません。
それから、「いつもありがとう」という感謝の気持ちも忘れてはなりません。
当たり前のことですが。
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