Google ローカル ビジネス センター
2005/12/30に オンラインローカル広告の需要という記事を書きましたが、その補足です。
Googleマップには、Google ローカル ビジネス センターというものがあり、ここで会社の情報をGoogleマップ上で公開できます。
また、設定段階でカテゴリ分類もできますので自社の業務内容と照らし合わせたカテゴリに設定可能です。
特に店舗にはありがたい機能として、営業時間なども設定可能です。
ユーザにしてみれば、営業時間がわかって場所がわかればなんとなくいってみようかな?という気になるのではないでしょうか。また、ホームページを設定しておくことによって、Googleマップで検索された場合でもホームページへの誘導が可能なことと、詳細情報をホームページに掲載しておくことによって、細部まで情報をユーザに提供することが可能です。
設定はもちろん無料で、費用は一切かかりません。また、期限も一切ありません。
公開期限を気にすることも無いので、一度公開してしまえば後は載せておくだけです。登録してしまえば、店舗の移動などの引越しが無い限り継続して無料掲載が可能です。
Googleのコメントを抜粋すると、
- 販売につながる確率の高いユーザーにアピールできます。
Google マップでお客様の提供する製品やサービスを検索する ユーザーにお客様のビジネスをアピールできるこの機会をぜひご活用ください。
と書いてあります。ということは、Googleの検索エンジン以上にビジネスユースの局面において効果的だとアピールしています。
右の図は、Googleマップを利用した集客の具体的イメージ図です。実店舗までへの導線を、Webから作り出すというのがこのマップを利用した新しいマーケティングの考え方です。
これがスタンダードとして誰もが利用するようになれば、効果的なマーケティングツールしてより多くの店舗や会社が登録するようになるでしょう。
マップ自体は無料なので、誰も出も店舗や会社をやっている人であれば、登録が可能です。
(確認のためにGoogleから書類が届くようですが)
また、GoogleマップはAPI(Application Program Interface)の提供も行っているので、こうした情報をうまく利用したサイトが登場すれば、Googleマップ自体の利用者が増加しなくとも、情報利用者は増加します。
多分、ホームページ製作会社などではこうした部分も織り込んだサービスの提供が、今後ひとつのセオリーになることだと思います。
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