communication

ブログやSNSなどがメディアとして確立し始めた現状において、今まさに見直されているのが、コミュニケーションについてだと思います。

そもそも、広告・宣伝活動自体が企業と消費者とのコミュニケーションであるはずなのですが、今の消費者には見向きもされなくなっています。

理由は一つ、消費者同士でのコミュニケーションがより強固なものになっため、特にマスコミが一方的に発信する情報に価値を見出さなくなってしまったからです。

マルコ式でも依然触れましたが、バズ・マーケティングや口コミといったコミュニケーションが主流になってきていることは事実ですし、そうした事実からも上記のことは説明できます。

では、今までのマスメディアは利用価値がなくなってしまったのか?これからはネットだけが生き残るのか?

実は、そんなことはありません。

もともと消費者とのコミュニケーションは、マスメディアがずっと行ってきているわけですから、一日の長があります。ネットがコミュニケーションメディアとして確立されたのはつい最近の話で、まだまだそのノウハウは蓄積されていません。

しかし、4マスと言われるTV、ラジオ、雑誌、新聞の関係者は従来の手法にまだこだわり続けているため、新しいコミュニケーションについていっていないだけなのです。

広告営業が、まず考えることは、自分の売上、埋めるべき広告枠の数であり、ユーザー本位ではありません。しかし、それが仕事である以上その人に課せられたノルマです。そうした体制がすでに古いのです。

消費者同士がコミュニケーションをとれる時代において、企業本位、言い換えるならば自分本位のコミュニケーションではだれも見てくれないばかりか、ネット上でたたかれるのが関の山です。

高度経済成長が終わりを告げ、大量生産、大量消費という時代ではなくなってしまいました。そうした時代では多いことや大きいことはすべてではなく、本物が志向される時代なのです。ですから、本物だけが生き残るわけです。

本物と言っても、どういったものが本物なのか定義付けなければわかりません。人それぞれにとって本物のとらえ方は違うわけですから。

ここでいう本物とは、「多くの人が喜べるもの」を指します。人それぞれ価値観が違うわけですが、それでもなお、多くの人から喜ばれるものは存在します。逆に、他の人が喜んでいる者に対して何も感じない人は、感性が足りません。いうなれば、その人の問題です。

商品購入時において80%以上の人がインターネットを参考するという統計結果あります。これは事実です。他の人も買っているから、自分も買うというのではなく、ほかの人が喜んでいるから、自分も喜べると考え購入するわけです。

今や、生活必需品は出そろっており、いまさら必要なものなどほとんどありません。また、少子高齢社会になっているため、今後はより利用者が減っていくことは予想されています。今の購買活動は、その商品がほしいというわけではなく、その商品を使ってどんなことができるかが重要なのです。

ダイエット商品が売れるのも、その商品を使って痩せてることをイメージするから買ってしまうのです。ダイエットするなら、摂取量を減らすか、消費量を増やすかすればいいだけの話で、そんなことは誰でも知っています。しかし、ダイエット商品が売れるわけです。今の生活をしつつ、手軽に痩せられると考えてしまうからです。

今の時代、広告・宣伝は商品を買ってもらうことにポイントを置いてはだめです。その企業や商品、サービスと利用者がいかに付き合っていくか(コミュニケーションをとるか)がポイントなのです。

こんなことは、マスメディアを扱っている人たちにとって当たり前のことなのですが、実はその当たり前のことができていないことに彼らは気づいていません。

もう一度、よくコミュニケーションについて考えていくことが必要だと思います。

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