AIエージェント比較【2026年9月最新】|Claude Code・Codex・Hermes Agentの選び方
AIエージェントを選ぼうとすると、必ず手が止まります。Claude Code、Codex、Google Antigravity、Hermes Agent。どれも「これが一番」と言う声があって、どれも決め手に欠ける。
そこで今回は、2026年9月時点での主要AIエージェントの比較調査を動画で紹介しています。単なる機能表ではなく、X(旧Twitter)のリアルタイムなトレンドと、Web上の公開情報(GitHubのスター数や公式ドキュメント)を掛け合わせたのが特徴です。
この記事では、動画の調査結果を整理しつつ、実際に毎日使っている立場から見た補足を加えていきます。
結論:1本に絞らず、組み合わせるのが2026年9月の答えです
先に結論を書きます。単一のツールに絞るより、目的に応じて複数を組み合わせる運用がベストプラクティスです。
動画でも「Claude Code + Codex」「Codex + Hermes Agent」といった組み合わせが勝ちパターンとして挙げられていました。実際に私も Codex と Hermes Agent を併用していて、この結論には同意します。1本に絞ると、どこかで必ず無理が出ます。
調査の前提:Xの動向とWebの公式情報を突き合わせる
この調査がおもしろいのは、情報源を2つに分けている点です。
- X(旧Twitter):実験的な試みや最新の工夫、TIPSが中心です。情報の鮮度が非常に高く、Claude Codeに関する会話が事実上の基準点になっています。
- Web(公式情報・GitHubなど):ガバナンスやコスト、どの系統がどの仕事に向くかといった、公式側の情報が中心です。
そして「開発者が基準にするのはどれか」という同じ問いに対して、Xの答えもWebの答えもClaude Codeでした。オープンソース系で目立つのはHermes Agentです。ただしWeb側の並びは OpenClaw、Hermes Agent、OpenCode の順で、GitHubのスター数が影響していると見られます。
GitHubスター数という客観指標
動画で示されたスター数は次のとおりです。OpenClawが39万、Hermes Agentが24万6000、OpenCodeが20万超。OpenCode、Claude Code、Codexがこれに続きます。
| プロジェクト | GitHubスター | 備考 |
|---|---|---|
| OpenClaw | 約39万 | オープンソース系で最大 |
| Hermes Agent | 約24万6000 | オープンソースの主役格 |
| OpenCode | 20万超 | 開発者人気が高い |
| Claude Code / Codex | — | 動画では数値の明示なし |
ただし、ここは冷静に見たほうがいい。動画でも指摘されていましたが、GitHubのスターを入れる人は完全に開発者です。エンジニアにとっては有用な指標ですが、一般ユーザーにとっての使いやすさとは別の話です。スター数がそのまま「あなたに合う」ことにはなりません。
4つのエージェントの位置づけ
Claude Code:品質の基準点
動画での位置づけは「品質」です。日米を問わず評価の軸になっており、開発者にとって最も使われているツールという評価です。実務向けのスキル(Skills)や並列運用に対応し、会社単位での導入事例も出ています。
得意領域のグラフでも、コード品質だけが頭ひとつ抜けているという評価でした。逆に言えば、コード品質以外はそこまで突出していません。そして品質が高い分、コストも高い。ここが実運用での悩みどころです。
Codex:普及数とバランス
動画での位置づけは「広さと速さ」。ChatGPTと合わせて使う前提のため使い勝手がよく、普及数では最も多いという評価です。企業導入や利用枠に関する話題も多く、価格改定による値下がりもあって、総合的なバランスが最良という位置づけになっています。
到達人数は圧倒的に多く、バランスも良好。私自身、モデルとしてのバランスはCodexが一番いいと感じています。
Google Antigravity:実験的プロダクト
動画での位置づけは「素人とUI」、つまりUIとブラウザ検証の領域です。サイレントUIやブラウザ上の検証に強みを持ちます。
ただし、X上の会話は「愛用している」よりも導入の話・利用枠の話・移行の話が中心でした。評価は分かれており、動画でも「正直安定していない」「出遅れ感がある」と評されています。Googleのスタンスがはっきりしないことが、評価が定まらない原因だろうという見立てです。
なお、この点は注意が必要です。AIエージェントの世界は変化が速く、Googleの位置づけは今後大きく変わる可能性があります。この記事の評価は2026年9月時点のものとして読んでください。
Hermes Agent:常駐記憶とカスタマイズ
動画での位置づけは「自分のOSにする」です。自宅サーバーや自分のPC上で常駐させ、記憶・記録・学習・自己ポストまで行える解放性が強みです。
一方でコード品質や到達人数は他と比べて低く、バランスは良くありません。動画ではコード品質について「素で使うとClaude Codeには劣るので55ぐらいが妥当。ただしモデルやハーネス次第で90まで上げられる」という評価が示されていました。
私もこの評価は妥当だと感じます。Hermes Agentのコード品質はモデル依存で、使う人をかなり選びます。そこを理解した上で使えば、他にはない価値があります。
得意領域の比較
| エージェント | 強み | 弱み・注意点 |
|---|---|---|
| Claude Code | コード品質が圧倒的。開発者の基準点 | コストが高い。他領域は突出していない |
| Codex | 普及数・到達人数。総合バランスとコスト | 突出した強みはなく「平均的に強い」 |
| Antigravity | UIとブラウザ検証 | 評価が分かれる。移行期で不安定 |
| Hermes Agent | 常駐記憶・記録学習・カスタマイズ性 | コード品質と到達人数が低い。上級者向け |
私が実際に使っている構成
動画でも触れられていましたが、私もCodex と Hermes Agent の両方を使っています。
- コード品質が必要な場面:Claude Codeが最も高い。ただしコストも高い
- 総合バランス:Codex。モデル的に一番バランスがよく、値下がりしたのも大きい
- 常駐・記憶が必要な場面:Hermes Agent。自分のPCの中で動かすのがメイン
この3つを目的で使い分けるのが、現状で最も無理のない構成だと思っています。
見落としやすい重要な注意点:トークン費用は青天井になります
この動画で最も実務的に重要な指摘は、ここです。
AIエージェントは通常のチャットの数倍から数十倍のトークンを消費します。動画でも「あっという間に10万、20万いく」と警告されていました。安いと思って使い始めても、回しっぱなしにすればいくらでも減っていきます。
対策はシンプルです。上限と予算キャップを先に設定してから使い始める。料金は入り口価格ではなく、実際の消費量で見る必要があります。これは私も運用で強く実感しているところで、最初に決めておかないと手遅れになります。
目的別の組み合わせ例
動画では目的別のマトリックスも示されていました。代表的なものを挙げます。
- 難しいコードを書きたい:Claude Codeを軸にする
- ChatGPTをすでに使っている:Codexを組み合わせる
- 複数画面で複数エージェントを動かしたい:並列運用を前提に組み合わせる
- 自分のサーバーに常駐させたい:Hermes Agentを軸にする
また、ターミナル型だけでなくデスクトップアプリとして使えるものも出ています。CodexのデスクトップアプリやClaudeのデスクトップアプリは、普段使いの快適さという点で見逃せません。
まとめ:基準を知り、自分の用途で組み合わせる
整理すると、こうなります。
- 開発者が基準にしているのは、Xの動向でもWebの公式情報でもClaude Codeです。
- オープンソース系で目立つのはHermes Agent。ただしコード品質と到達人数は低く、使う人を選びます。
- 普及数とバランスならCodex。コスト面でも現実的です。
- AntigravityはUIとブラウザ検証に強みがありますが、評価は固まっていません。
- そして最も重要なのが、単一で選ばず組み合わせて運用すること。1本に絞ろうとすると必ず無理が出ます。
ツールの流行は半年で変わります。だからこそ「どれが一番強いか」ではなく、自分の用途に対してどの組み合わせが合うかで考えるのが、結果的に失敗しない選び方だと思います。
詳細な調査レポートも用意されているとのことなので、関心のある方は動画の説明欄もあわせてご確認ください。
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