Hermes Agent WebUIのセットアップ手順──デスクトップ版より安定して使える選択肢【10分で解説】
デスクトップ版が不安定ならWebUIを選べばいい。Hermes Agent WebUIのセットアップ手順を解説します
Hermes Agentには2つのインターフェースがあります。デスクトップアプリとWebUIです。デスクトップ版はv0.15.0で登場しましたが、まだ不具合が多く、安定して使えているとは言いがたい状況です。一方、WebUIはブラウザベースで動作が安定しており、私も実際にこちらをメインで使っています。
この記事では、Hermes AgentをCLIで動かせる環境がある人向けに、WebUIのセットアップ手順を解説します。デスクトップ版でハマっている人は、こっちに切り替えるだけでストレスが減るはずです。
必要なもの
- Hermes Agent CLIがインストール済みの環境
- パッケージマネージャー(MacならHomebrew、Windows/Linuxならpip)
- AIモデルのAPIキー(DeepSeek推奨。理由は後述します)
- ブラウザ(Chrome、Firefox、Braveのどれか)
CLIのインストールがまだの人は、前回の動画「Hermes Agentとは?」を参照してください。基本的には pip install hermes-agent 一発で入ります。Pythonが分からないと少しハードルが高いですが、コマンドをコピペするだけで終わるので、そこまで難しくありません。
APIキーはDeepSeekがコスパ最強
WebUIを動かすには、AIモデルのAPIキーが必要です。私はDeepSeekを推奨しています。理由は単純で、コストパフォーマンスが圧倒的だからです。
GPT-4oやClaude Sonnetと比べると、ざっと10分の1のコストで使えます。ガンガン使っても1ドルも減らないレベルなので、気兼ねなくぶん回せます。
APIキーの取得方法は各プロバイダーのサイトで行ってください。DeepSeekの場合は「DeepSeek API」で検索すると、チャットとAPIの入り口が分かれています。APIの方を選んで、最初に10ドル程度チャージすれば十分です。
APIキーを取得したら、環境変数で設定します。直接コードに書くと、Git管理時に誤って公開してしまうリスクがあるからです。環境変数に逃がして、そこから読み込むようにしておくのが安全です。
設定のコツ
hermes config set で設定します。主なポイントは3つです。
1. メインモデルは1本でいい。最初から3つも4つも登録しようとすると管理が大変になります。慣れてから増やせばいいです。
2. フォールバックは入れておく。メインのAPIが落ちたときの保険になります。DeepSeekはほとんど落ちませんが、無料枠のAPIを使う場合は必須です。
3. めんどくさい人はOpenRouterを使う。1つのAPIキーで複数のモデルにアクセスできます。ただ、中継マージンが乗るのでコストは上がります。私はコストを抑えたいので直接契約しています。
ゲートウェイを起動してWebUIにアクセス
設定が終わったら、ゲートウェイを起動します。これがないとブラウザからアクセスできません。
hermes gateway
起動したら、ブラウザで http://localhost:8787 にアクセスします。これでWebUIの画面が表示されるはずです。
ちなみに、私はBraveブラウザを使っています。Braveはサイトアプリ化(PWA)できるので、WebUIをあたかもネイティブアプリのように使えるのが便利です。
Discord連携と画像処理の話
最初はDiscord経由でHermes Agentを使っていました。どこからでもアクセスできるのは確かに便利でした。ただ、テーブルがうまく表示できないのが致命的で、今はほとんど使っていません。視覚的に見づらいんです。
画像処理についても触れておきます。DeepSeekのAPIは画像を読み込めません。画像を分析したい場合は、GeminiのAPIを別途用意して、画像処理だけそちらに振るのが現実的な運用方法です。
動作確認とトラブルシューティング
設定後は必ず動作確認をしてください。動かない場合、エラーメッセージをChatGPTやGeminiに貼り付けて聞くのが一番早いです。多くのケースはAPIキーの設定ミスか、モデル名のタイポです。
よくあるエラーと対策は、動画の概要欄にリンクを貼っておいたガイドページにもまとめてあります。詰まったらそちらも参照してください。
まとめ
Hermes Agent WebUIのセットアップは、デスクトップ版より手順は多いですが、一度動けば非常に安定して使えます。特にDeepSeekとの組み合わせはコスト面で最強で、趣味の範囲なら月1ドルもかかりません。
自分のAIエージェント環境を整えたい人は、WebUIセットアップに挑戦してみてください。
Photo by Matheus Bertelli from Pexels





