【Google Bard】Bardの特徴と信頼性について解説!Googleならではの強み/解答の精度を高める仕組みは? 第52回10分間セミナー

【Google Bard】Bardの特徴と信頼性について解説!Googleならではの強み/解答の精度を高める仕組みは? 第52回10分間セミナー

Google Bardとは

  • Google Bardは、ChatGPTのリリースと同時期に公開されましたが、当初は機能が不十分でした [00:25]。
  • 現在では、本格的に利用可能なレベルになってきており、MicrosoftのBingチャットGPTモデルに近いインターフェースを持っています [00:34]。
  • Google Bardは、AI初心者向けに「何から始めたらいいかわからない場合はこちらをお試しください」といった、あらかじめ用意された質問機能があります [01:22]。

Bardの制限事項

Bardには以下の5つの制限があります [02:28]:

  • 一度に生成できるテキストの長さは1000文字 [02:30]。
  • 一度に実行できるクエリ(問い合わせ)の数は10個 [02:33]。
  • Googleの検索結果に基づいて回答するため、検索結果に起因する制限を受ける [02:42]。
  • 年齢制限コンテンツやアダルトコンテンツなど、制限されたコンテンツは利用できない [02:49]。
  • Googleが標準で制限を解除しない限り、検索結果に出てくる情報のみを使用する [03:00]。

回答の精度を高める仕組み

Bardは回答の精度を高めるために、以下の方法を用いています [03:59]:

  • 複数の検索結果の確認: Googleの検索結果を複数確認し、最新で信頼できる情報か検証します [04:03]。
  • 検索結果の偏りの確認: 情報に偏りがないかを確認しています [04:25]。
  • 信頼性の判別:
    • 検索結果の上位に表示されるサイトを優先します [04:47]。
    • URLに.gov(政府機関)や.edu(教育機関)を含むサイトを重視します [05:18]。
    • サイトの制作者(名前と組織が明記されているか)を確認します [06:11]。
    • サイトの制作日を確認します [06:33]。
    • コンテンツに誤字脱字がなく、客観性が高く、偏見がないかを確認します [06:41]。
    • サイトの更新頻度とコメント欄も確認し、情報の信頼性を総合的に判断しています [07:51]。

今後の展望

  • Bardは現在「ラムダ」という言語モデルを使用していますが、将来的には「パーム2」に移行する予定です [08:38]。
  • Bardの回答速度は非常に速く、ChatGPTのようにタイピング表示ではなく、瞬時に結果が表示される点が評価されています [09:12]。

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