アイヌ人のDNAと日本の歴史に関する考察
2000年、私は大学生でした。これから社会出るという希望を胸に、勉学に勤しんでいおりました。専門は社会学。社会を科学的視点で分析するという学問的アプローチは、今でも好きです。
大学の勉強だけは飽き足らず、個人的に日本民俗学と、構造社会学を独学していました。本当は大学院に行きたかったのですが、下に妹と弟もおり、地方出身のため親に負担をかけられないと思って、就職しました。
ただ、学問的欲求は、その後もずっと持ち続け社会人になっても個人的な研究は続けていました。
その時のレポートを20年ぶりに見てみると、その当時考えていたことの答え合わせがようやくできるようになったと実感しています。
1万2千年前後になにかがあった
1万2千年前の真実というタイトルで3回にわたって書いたブログがあります。
各地の伝承に残っている世界を覆った洪水の記述などは、今では都市伝説業界では常識になっているが、その当時、この絵空事を言っていた人はどれくらいいるだろう。
歴史とは断片的な記憶ではなく、連続的な流れによって紡がれるものという理解が正しいと思います。
しかし、誰もが断片的な記憶としてしか歴史を認識できないから、歴史の真実が見えてこないのだとも思います。たまたまは、私は記憶力が他の人よりも良かったようなので、長い歴史の連続を自分の頭に記憶し、そしてその記憶をたどって考えることによって、推論が導き出せたのです。
本当かどうかは、わかりません。しかし、似たようなことを考える人が増えてきたことによって、真実に近づいているのも事実なのではないかと思います。
また、アイヌ人に関するレポートでは、縄文人のDNAとアイヌ人の関連性についての考察をしていました。
これを記述したのは2006年なので約20年前になります。
実際は、日本には出雲族と大和族という2つの部族があり、そのうちの出雲族が日本を統治してたが、国譲りによって大和族へと日本を委ね、統一国家の道へと進んでいったことが、すでにわかっています。
そして、統合を拒んだ出雲族は、その後蝦夷と呼ばれ、東国へと追いやられていきます。その後の討伐遠征によって、本州から完全に追い出され、北海道への移住したのがアイヌ人です。
明治時代まで、山人として、山の中で暮らしていた人たちも縄文人の末裔ですが、明治維新の折、民族同和によって迫害されたり、同和していったという歴史があります。このあたりの記述は、柳田國男先生の著書などを参考にしてもらうと良いかもしれません。
私のこれまでのテーマは、「日本人とはなにか?」
2020年以降、その答えが徐々に公開されてきて、ようやく日本人が何なのかが理解されつつあります。
いわゆる、Youtubeの都市伝説業界の方々の情報発信があってのことです。
少しずつ、気づき始めた日本人も増えてきていますし、すでに気づいている人にとっては良い時代になってきたと思えるはずです。
日本人の精神性については、また別の機会に詳しく記載します。日本人の挨拶は、その精神性の高さから他の言語権の挨拶とは全く違うということなど。
最後に一つだけ、戦時中の昔話をさせてください。
第二次世界大戦中、私の祖父は、中国へと派兵されその後シベリアへ抑留されました。なんとか、帰ってきた祖父の心身はすでにボロボロで、畑作業中にも脳梗塞で倒れるなど、終戦後はまともに働けるような体ではなかったといいます。そのため、私の父が家の畑仕事をしながら勉学に励んだとのことでした。
祖父は、戦争中のことがずっと悪夢として蘇って来るらしく、ずっとうなされていたと祖母から聞きました。
祖父は口数が少なかったため、直接本人から聞いたわけではないのですが、祖母が戦時中の話を一つだけしてくれたことを今でも覚えています。
日本陸軍では、関西人より東北人の方を重宝したと。理由は、命令をよく聞くから。
今でも、東北の人は真面目だと言われます。
しかし、そんなことは別に普通だと思って暮らしています。困った人を助けることや、協力し合うことなど。
何もおかしいことではありません。しかし、利己的な感情が強ければ何故そんなことをするのか?と疑問を持ちます。日本の法律では・・・とか、労働基準法では・・・とか。それをやったから、給料が上がるのですか?など。完全に拝金主義に毒されて金の奴隷に成り下がった人たちの言葉を真に受けてしまうのです。
人間性や精神性を高めることで、得られる充足感を知らないのです。
しかし、気づき始めた人たちが増えてきているので、ここから20年後には大きな違いが生まれ、精神性の高い人と低い人とに分かれて生きていくことになっていることでしょう。
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