時代の節目

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あまり、人の訃報についてコメントするのも、いかがなものかと思いますが、スティーブ・ジョブズ氏の死去が米アップル社より発表されました。

つい先日、代表を交代したので、そろそろ危ないのか?と思っていましたが、ここまで早かったとは。。。

すい臓がんだったことは、以前より報道されていましたが、思った以上に進行していたのですね。

アップルのサイトには、「アップル社は深い洞察力を持った空想家を失いました。そして世界は創造的な天才を失いました。スティーブと働くことができた幸運な人たちは親愛な友人と師を失いました。スティーブは唯一無二の会社を遺します。彼の精神は永遠にアップルの礎となります」と追悼の遺が掲載されてありました。

昨日、iPhone4Sの発表があったことも、今考えると、生きているうちに発表したかったという想いもあったのかもしれません。

スティーブ・ジョブス氏といえば、誰もが知っているアップルの創設者ですが、自分の作った会社から追い出され、その後に作ったピクサーを作って、CG映画の礎を築いたことでも有名です。

まさに天才と言う言葉にふさわしい人物だったことは間違いありません。

その後、アップルに戻ってからは、iMacを発表し、パソコン機器にセンシティブという概念をもたらしました。

その当時、自分は大学生でしたが、あの頃のカラフルなiMacがあったからこそ、今の仕事をしていると言っても過言ではありません。

その当時のiMacでも、パソコンというものに対して興味を抱かせるには十分でした。

しかし、スティーブ・ジョブス氏の存在を知るのは、仕事を初めてだいぶ経ってからでした。

今でも、YouTubeにそのまま載せてありますが、スタンフォード大学の卒業式で式辞は、伝説と呼ばれるスピーチです。

彼のプレゼンテーションには、世界中が注目するほどの素晴らしいものでしたが、その中でもベストオブスピーチだと思います。

訃報を聞いて、もう一度、彼の声、スピーチを聞きたくなりました。

Steve Jobs, Requiescat in Pace