小さく初めて大きく育てる

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「ネットビジネスで成功する秘訣を教えてください。」

とお客さんに聞かれたことがあります。

自分が成功しているわけではないので、正直答えに困ってしまいまして、最もらしい一般的な話しか出来ませんでした。

ただ、その時のことが何時までも引っかかっており、ふとしたきっかけで、ひとつの結論がみえたのです。

それが、冒頭にも書いてあるとおりで

「小さく初めて大きく育てる」

ということです。

私自身も、インターネットに関わる仕事をしてもう6年になりますが、そのなかで、いろいろなお客様と、仕事をこなしてきました。

もちろん、失敗もしました。

失敗した仕事に共通して言えることは、はじめから大きなことを使用としたことが原因だと今となってみればわかります。

初めてのことにチャレンジすることは、大切ですが、チャレンジして失敗したときに何が原因だったかをしっかりと分析して、その反省を次に生かせなければ、成長はないと思います。

逆に、成功していると言われるネットじビジネスは、どれも小さく初めているものばかりです。

最近、何かと取り沙汰されるFacebook、Goolge、Appleといった企業は、どれも学生が始めたものです。そのなかでも代表例はMicrosoftでしょうか。

これは、アメリカに限ったことのように思われますが、実は、日本でも同じことが言えます。

カカクコム、楽天、mixi、Gree、モバゲーなどは、よく知られているところだと思います。

カカクコムなどは、はじめ一人で秋葉原のメモリの価格情報を更新しているところから始まり、パソコンパーツの価格比較などをまとめたサイトでした。それが、今では価格比較サイトとして誰もが利用するポータルサイトになってしまいました。
(昔、PCを自作していた頃はよく利用していました)

ネットビジネスについて書いていますが、これは、単にネットビジネスに限ったことではなく、経済活動の全てにおいて、当てはまることだと思います。

いわゆる今の大企業も、昔は数人で始めた会社でした。いきなり初めから大企業ではなかったのです。

いつの世も小さく初めて大きく育てるというのが定石なのだと思うのです。