組織のメタボリックシンドローム

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メタボリックシンドロームというと、お腹まわりに余分なお肉がついてしまった人たちのことを言いますが、会社などの組織においてもメタボリックシンドローム的な現象が起きています。

先日、友人がこんなことを言っていました。

「自分も含めみんな偉いんだよね。。。新卒者の採用が年々減ってきているけど、中間管理職周辺の役職は年々増えている。ちょうど樽型みたいに。」

役職に限らず、20代が極端に少なく、30〜40代が多いと言う会社も少なくはないはずです。

こうした組織は、肥満と同じで、動きの鈍い組織になってしまいます。別に太っている人が多いからと言うわけではありません。

新卒採用をする会社は、「常に新しい血液を会社に注がないと・・・」となどよく言います。

会社が活性化するのは、社員が活性化するか、活性化させるために外から人を入れるかしか有りません。しかし、今いる社員が明日突然活性化することは有りません。

通常業務の中ではそんな事は起こりえません。

となると、外から人を入れて活性化を図るしか方法はないわけですが。。。

メタボリックシンドロームもそのまま放置しておくと、現代病にかかり果ては死んでしまいますが、組織のメタボリックシンドロームも、そのまま放置しておくと、組織が死んでしまいます。

会社で言えば倒産。

どちらの場合も、生き残るには体質改善しか道は有りません。