GRP(Gross Rating Point)

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GRP(グロスレイティングポイント)とは、広告業界においてスポットCMの契約に用いられる単位で、延べ視聴率などと言われます。

毎分視聴率1%の番組に、テレビCMを1本流すことを1GRPと表し、16%の番組に5本、12%の番組に6本、6%の番組に8本のCMを流した場合は、(16×5)+(12×6)+(6×8)=200GRPとなります。

参考:

インターネットの場合、インプレッションがそれに当たります。インプレッションとは、掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の露出(掲載)回数のことです。サイトに訪問者が訪れ、広告が1回表示されることを1インプレッションといいます。

ここでのポイントは、インターネットの場合、全ての数字が正確であると言うことです。テレビはあくまでランダムサンプリングよるものなので、おおよそになってしまいますが、インターネットの場合は自動的に全てが集計されていきます。

デジタルの世界は、有るか無いかですから、アナログテレビのようななんとなくという感覚は通用しません。

しかも、そうした正確性を広告出稿者が求めるようになると、テレビCMに金を出すのがバカバカしいと思う人も出てくるでしょう。(テレビCMの使い方はこれからもまだまだいろいろと考えられますが)