検索結果の類似性

GoogleとYahooとでは、検索結果においてどの程度類似性があるのかというレポートを探していたのですが、詳しく調べられたものがなかったので、自分で作ることにしました。
調査方法は以下。
GoogleとYahooでそれぞれ
- 数字1~100まで
- ひらがな五十音
- アルファベット
の検索結果1位で表示されたキーワードを調べ、比較しました。あまりにも一般的な語句を選んだのは、作為的な要素を省くためです。
その結果は、こちらからダウンロードできます。
調査方法としては、片手間で行ったのでこれが限界でしたが、できれば検索結果の1位~10位でどの程度類似しているかを調べるとより正確な数値が出てくると思います。
この調査の目的は、SEO対策においてGoogleとYahooとでそれぞれ別々の対策が必要なのか?それとも同じ対策法である程度カバーできるのかということにあります。
今回の調査結果を見てみると、同一ページの類似性は31%~52%でした。特に検索結果上位に来ていたのは、Wikipediaです。
考えてみると当たり前なのかもしれませんが、結果がすべてWikipediaが1位に来るというわけではなく、多少Wikipediaではないサイトも含まれています。
同一サイトでの類似性についても比較してみましたが、同一ページとの誤差は10%以内でした。
この調査結果だけを見ると、検索クローラーの癖のようなものが見えてくるようにも思います。今はまだ確実なデータをとれたわけではないので、この数値にはあまり意味はありませんが、指標にはなると思います。
今後、調査を重ねより精度の高い結果を導き出していこうと考えています。
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