Javari.jpのユーザビリティ

アマゾン ジャパンは11月27日、新しいECサイトとして、靴、バッグ、財布などを販売する「javari.jp」をオープンした。国内、国外あわせて合計300ブランドの商品を揃えている。

アマゾンの新しい試みもさることながら、そのサイトの機能については、特質すべき点が数多く存在する。

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実際にサイトを覗いてみてもらうとわかるように、左のメニューは文字ではなくアイコンによって設計された仕組み。

また、サイズ、カラー、価格といった最も利用者の気になるメニューについては感覚的に選べるようAjaxで動的なコンテンツ表現がなされている。

その中でも価格フェーダーの存在は、今後のEコマースのスタンダードになるのではないかと思うほど便利だ。

最低価格と上限価格ををフェーダーのつまみを扱いながら調整していく。

これまでテキストで書かれていたものと比べてより感覚的な表現であり、直感的な販売方法だと思う。

まさに衝動買いを誘う仕掛け。

靴は一度履いてみないと買わないという人は今でも多いはず。それは、見た目以上に足へのフィット感を重視するからだと思う。

最近、アパレルのネット販売が好調だが、以前はネットで服は売れないとまで言われていた。

誰かがこうして始めることによって、また新しい領域が見えてくる。

ネットでの靴の売り方というものが、また経験として蓄積されていき、そしていつしかネットで靴が普通に売れるときも来るだろう。