10年という歳月

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10年という歳月の中で、とてもいろんなことを学んできたようにも思います。10年前に書いた日記を読み返すことによって、それがはっきりと認識できるのです。

目標は紙に書いておくと達成するという成功哲学を知らない時分から、書き始めたものの中には、すでに達成したものもいくつかありました。

ひとつは、大学受験。

ちょうど、その時の目標はそこに集約されていたようにも思います。順調ではなかったにしろ、念願かなって大学に入学し、卒業を迎え、今ではそんなことを振り返ることもなく生活しています。

目標を達成することは、このとき学んだような気がします。

大学入学後は、起業家を目指していました。ただ、その時はまだ自身もなく、知識も不十分でまずは勉強をしようと近い、さまざまなビジネス書を読みあさり、成功哲学についても多くの書籍を読みました。

たぶん、その時々で独立するチャンスはいくつかあったように思いますが、不安が先立って結局何もせずにいたのです。

確か2000年ごろだったかと思いますが、楽天の三木谷社長がNHKの取材を受けた番組を見たことがあります。その時はまだ、楽天を今から立ち上げるという準備段階でしたが、それを見ながら、これからはインターネットの時代だと確信しました。

そこから、パソコンを購入し、当時はまだISDNすら新しい時代にインターネットを始めたのでした。それ以降、詭弁論考というテーマもあいまいな随筆を続けてきたのです。

しかし、それ以前は何も書いていなかったのかというと、そうではありませんでした。

実はつい最近までそのことに気がついていなかっただけです。先日、10年前の日記を手にとって見たとき、まさに自分の青春がそこに記されているように感じたのです。だから、内容も青臭いものばかりです。でも、今も多くの青春を謳歌している人たちがいるわけですし、そんな人たちの助けになればと思い、掲載可能なものだけを抜粋していきます。

カテゴリは、手記と題しました。

20歳前後のときは、将来に対する不安と闘いながら、それでも一生懸命に頑張ろうとしている姿がありました。それは、今の人たちもあまり変わっていないかもしれません。