インターネットの利用者像

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先日の日曜日、久しぶりに友人数人と近所の居酒屋で酒を酌み交わした時のお話です。

「うちの娘(3歳)に、明日の天気は?って聞くと、パパちょっと待ってねって言ってネットで調べ始めるんだよ。」

「すごいね~。キーボードとか使えるの?」

「さすがに、キーボードとかは無理だけど、マウスでクリックして調べるよ」

子どもの会話自体はまだまだ宇宙語らしいのですが、インターネットを使ったコミュニケーションが3歳でもできてしまうということに衝撃を受けました。

ただ、ネットオークションやネットショッピングなども勝手にみているときがあるらしく、購入されないか心配だとも話していました。

今の子は、物心つく前からインターネットが存在しており、カラーテレビが物心つく前からすでに各家庭に1台はあったと同じ状況になっているのだと思います。

しかし、こうした環境の中で子供の成育にどのような影響が及ぼされるかということを考えると、今の親の子供に対する心配事は一つ増えたかもしれません。

以上は、3歳児の話でしたが、今度は、1931年生まれのおじいさんのお話です。

 

世界的に有名なドラゴンクエストシリーズの作曲を手がけたことで知られるすぎやまこういち氏がシンポジウムに参加した時に話した内容です。

はじめは従軍慰安婦問題について話をしていたのですが、どうも2ちゃんねるにスレを立てたらしく、そこから話が電脳空間(いわゆるインターネット)へと発展していき、「アサヒる」という言葉に対しての言及までを熱く語っています。

一時期、アサヒるという言葉が、ウィキペディアから削除されていたようなのですが、現段階では復活しているようです。しかし、またいつ削除されるかはわかりません。。。

それはともかく、すぎやまこういち氏の電脳ブリには、敬服いたします。(もともと先生の作品はすべて好きですが)

 

かなり極端な言い方ですが、3歳児から70を超えるおじいさんまでがインターネットを利用しているわけです。

「そりゃ、中にはそんな人もいるよね。」

と、いう人もいるでしょう。

 

自分の友人や知人は、インターネットを使っていない人のほうが珍しいので、特殊なんだろうなぁ~とも思っていたのですが、どうやらもっと利用者像は幅が広いようです。