携帯を超えたiPhoneついにアメリカで販売開始!
ついに待ちに待ったiPhoneがアメリカで販売開始されました。
何がすごいというと、すべてが全く新しいということ。
iPhone開封の儀なるMovieなど無公開されています。
この動画を見ると、まずは、とても小さいことに驚かされる。大きさ的には、今のiPodと同じぐらいだろうか。また、操作性の高さや、
メディアプレーヤーとしての機能なども紹介しています。
また、USB接続が可能なので、パソコンとのデータ通信も容易に行え、ポータブルメディアプレーヤーとしても十分活用可能です。
映像をずっと見ていると、iPhoneの箱を開けるシーンなどもあり、さながら直行便ニューヨークの様相です。
iPhoneを購入したアメリカ人女性の一人は、「箱を開けたとき感動した。」と語っていました。
もちろん、発売当日の徹夜組は当たり前。しかもその光景は全米の販売店で見られたようです。
そんな話題沸騰のiPhoneですが、アメリカの調査会社では、Appleの携帯電話端末「iPhone」
の分解分析調査の結果を発表しています。
8GB版のiPhone製品原価は265.83ドルと試算しており、「小売価格は599ドルのため、その利益率は55%を超えている」
と分析しているようです。
細かいところで、iPhoneの液晶ディスプレイについては、「エプソン、シャープ、
東芝松下ディスプレイテクノロジーなど複数社が提供している」と分析しています。そして、モジュール価格は24.50ドルで、iPhone
8GBの製造原価の9.8%を占めています。また、タッチスクリーンモジュールはドイツのバルダ製で、原価は27ドルと推測しています。
日本では、KDDIの小野寺正社長が毎日新聞のインタビューに応じ、
iPhoneについて、日本販売の際は「Appleと一緒にやりたい」と提携に強い関心を表明していますが、
iPhoneの発表会の際にソフトバンクモバイルの孫正義社長が来ていたり、
2007年6月のNTTドコモの株主総会で、辻村清行取締役常務執行役員は「GSMであるために、日本ではこの方式は使えない。
だが、 1年後には日本にも入ってくる予定であることから、ドコモが提供しているW-CDMA方式への対応を期待しており、
可能であればドコモにも入れたい。アップルとの話し合いになるが、重要なものとして検討していきたい」と、
導入に意欲を見せていたいりと、携帯全キャリアがそれぞれ極秘裏にアプローチをかけているとにお合わせるような感じです。
(NTTはあまり意欲的ではなさそうにも見えますが)
今のところ、KDDIの小野寺正社長が一番ラブコールを送っているような気もしますが、
NTTドコモの辻村清行取締役常務執行役員が言うように、日本と韓国ではクワッドバンドGSMが使えないのが、
ネックです。
ただ、将来的にiPhoneがW-CDMAに対応する、
との観測があり、その場合には日本でもFOMA、SoftBank
3Gでの使用が可能になります。
・・・とりあえず、早く、日本でも使えるようにならないですかね?
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