ブログの利用状況

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平成17年度版の総務省による情報通信白書によれば、昨年よりブログの普及は本格化してきているようです。

また、ブログの開設理由で最も多かった答えは、「体験や日々の暮らしを書き残したい」が50.0%、次いで「情報や体験を他人と共有したい」と答えた人が31.8%でした。少数意見では「トラックバック等によって他人と交流したい」と答えた人が9.8%いました。

ほとんどの人が、ブログを日記のように使っているようで、コミュニケーションツールとして利用している人はかなり少なくなっています。

ちなみに、マルコ式ネット白書は、多数派に入るのかもしれませんが、どちらかというと、自分のノウハウや知識・知恵を蓄積しておくために利用しています。以前は、手書きでメモを取っていましたが、かさばることと、何がどこにあるのかわからなくなってしまうことがありました。現在は、図も入れることができますし、リンクを張ることによって、確認ができます。また、情報や体験を他人と共有も図れ、一石二鳥というわけです。ちなみに、、この資料によれば、ログのメリットは「簡単に情報発信できる」が45.9%と最も高く、次いで「自分自身の活動や思考を整理・蓄積できる」(38.5%)となっています。

また、更新頻度は毎日もしくは、週に2,3回というもので過半数を占めています。毎日、自分の日記を更新している人には、敬意を表します。なかなかできることではありません。

これまでのメディアは、利用者は受け手でした。確かに、情報について素人であるため、それは否めないのかもしれません。しかし、そんな素人でも簡単に情報を発信できるツールが手に入れば、自分の日記だとしても情報を発信してしまうのです。

個人差はあるかもしれませんが、現代人の多くは、自分の持つ情報を発信することに価値を見出しているようにも思えます。また、こうした潮流は情報をより厳密にふるいにかける昨日も果たしているので花でしょうか。欲しい情報は検索エンジンを通じて手に言えることができ、それ以外の情報は見ることもないわけです。情報過多に対して煩雑に感じる人にはもってこいですし、逆に操作もされやすくなってくるということも考えられます。

プロの書き手が各モノよりも、素人が書いたほうが臨場感があるという意見もあり、バズ・マーケティングという手法が生み出されるわけです。