要約:社会人類学の系譜と儀礼の研究
Ⅰ.儀礼と階級闘争
- フュステル・ド・クーランジュ―ディルケムの師『古代都市』(1864年)
- 宗教的儀礼と社会
- 宗教と政治の特権階級との社会「階級」闘争
- フュステルの構想=ディルケムの「機械的連帯」
- 宗教儀礼の財をめぐる最初の階級闘争
- 社会構造を変化させた4つの革命
Ⅱ.道徳と象徴についてのディルケムの理論
1)宗教は社会の道徳的基盤
2)人類学:中央オーストラリアの諸部族の研究
- ・・『非白人文明、オーストラリアの部族の研究』(1937年)
3)『宗教生活の原初形態』の2つのメッセージ
- 知識社会学かかわる人間の観念について
- 儀礼の理論
Ⅲ.社会階層の儀礼的基盤―W.ロイド・ウォーナーによるアメリカの研究
1)文化的観点による階層システム
2)類学的観点による階層システム
- 儀礼最大の集合の1つが宗教
- 異なる宗教による階級の再生産
- 家族維持に深く関与する宗教
3)WASPのアメリカにおけるリーダー的存在
Ⅳ.個人の日常生活の儀礼―アーヴィン・ゴッフマン
1)「相互作用儀礼」・・・日常の儀礼の丁重さ、礼儀
2)「聖なる対象」=自我(Self)崇拝
3)「表舞台」「裏舞台」
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