コンテンツマネジメント

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前回の内容ではコンテンツが重要だということを書きましたが、たぶんポイントになるコンテンツをどうまとめるのか?ということに関しては、専門家以外には難しいことのように思えるかもしれませんので、ポイントを簡単にまとめてみました。

  1. Who…誰に?
  2. Where…どこに?
  3. What…何を?
  4. Why…理由は?
  5. When…いつ?
  6. How…どのようにして?

マーケティングの要素で5W1Hというものがあります。コンテンツ作成においてもこれがすべての基本だと思います。上の手順でうまくまとめると、一つのストーリーが出来上がります。

たとえば、「海外旅行を考えている(Why)20代女性が(Who)会社帰りに(When)帰宅途中で(Where)気軽に寄れる(How)英会話教室。(What)」

といえば、ピンクのウサギ!?駅前留学!?となるわけです。

わかりやすく単純にまとめてみましたが、これをもっと細かく細分化しそれこそ一冊の小説になるぐらいまでにストーリーを練り上げれば、かなりのものができるのではないでしょうか?そこまでする必要はありませんが、誰かに情報を伝えるときには、これが基本です。わかりやすく簡潔に。。。(昔、とある社長によくそう起こられていました…)

特にWebは情報そのものなので、これらをはっきりとさせることで素人の日記か重要な情報化が明確になってきます。このマルコ式ネット白書もそれらをもとにしています。どんなストーリーを持っているのか探してみてください。(かなりわかりやすいところにあったりします。)

また、簡潔なストーリーは、metaタグのdescriptionに記載しておくことで、SEO対策にもつながりますし、検索結果に表示される場合もクリックされる確率が高くなります。わかりやすい表記が検索結果後のトラフィックにまで影響してくるということは、日ごろネットを活用している人であれば実感が持てるでしょう。

また、前回の最後に量も重要だということも述べていますが、CMSというものはそうした発想から生まれたものです。大企業をはじめとした情報を大量に扱っているサイトでは、年々その量は増える一方で、たとえば都道府県のサイトなどでは数千から数億ページにも上ると言われています。

もちろん、こうしたサイトはほっておいても勝手に上位表示されますが、その膨大な情報を管理するのは普通のHTMLだけでは無理です。

サイトの量と重要度を図る上で、一つの指標になるのがIndexed(インデックス化)と呼ばれるものです。検索エンジンで登録されているそのサイトのページ数が表示されるわけですが、100以上あればGoogleではページランクが5になりました。アクセス数は一日平均2ケタのサイトです。Yahooでもその点は同じなのではないでしょうか?また、MSNでも同様の結果が得られると考えられます。

初めの段階でこれぐらいの情報をまとめるとなると、少なく見積もっても百万円はかかります。なので、こうした情報を少しずつ時間をかけて作りこんでいくことが、できるという意味でもCMSは便利です。しかし、そんな悠長なことを言っていられないというのであれば、お金をかければ問題が解決するでしょう。