トラックバックの有効性

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ブログの機能の一つにトラックバックというものがあります。よく目にはしますが、いったいなんなの?ということを思う人も多いはずです。
というのも、このトラックバックという概念は、ブログのサービスが始まるまではまったく誰も知らない機能でした。ブログが一般的に出始めたころに、なにやらトラックバックっていうものもあるみたいだよ。
ところで、トラックバックって何?というレベルで、意味すらよくわからずじまいという人も多かったと思います。
優しく教えてくれる解説サイトでは、簡単に自動で誰かのブログにリンク張ってくれる機能だよ。とあります。
通常、リンクとは誰かのサイトに勝手に張ることはできません。自分で管理しているサイトであれば、いろんな人のリンクを張ることは可能ですが、別の誰かにリンクを張ってもらう場合は、メールでお願いしたりして、それまでは相互リンクという形を取るケースが多数ありました。
今でもリンクだけを目的としたサイトなどもまだまだ存在しています。
とくにGoogleのページランクは、被リンクの数がそのままそのサイトの評価になるという仕組みをとっています。なので、ページランクを上げるためにたくさんのサイトからリンクしてもらうことが必要だというのがSEO対策上の常識として考えられています。

なので、トラックバックは自分で被リンク数を増やせるという意味で注目を集めましたが、検索エンジン側もそうなると、検索をかけるとブログしか出てこないという検索結果に恐れをなして、トラックバックは通常のリンクとしては認めないという仕組みを入れて対応しました。

こうした経緯から、トラックバックの効果に対して疑問視する声も多くあります。

果たしてトラックバックは有効か否か?

実際、トラックバックを200件以上のブログに送った結果、アクセス数が3倍に増えました。
それまでのアクセス数が少なすぎたということもあるかも知れませんが、それでもそのままにしておくよりははっきりと効果があったといえます。

ページランクやサイトの評価自体には直接的な影響はありませんが、アクセスアップには効果がありました。
ただ、アクセス数が増えより多くの人が目にするようになれば、サイトへの評価はおのずと上がってくることと思います。

多くのブログシステムではトラックバックURLをはじめに設定しておくことによって、記事を掲載した段階でトラックバックが自動で送れるようなシステムもあります。こうしたものをうまく使うことで、多少なりともトラックバックは上がると思います。

ただ、トラックバックは1,2件にしか送らないのでは、ほとんど意味がありません。200件以上送って初めて、目に見える効果が出てきます。

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