ネット通販と決済方式

NO IMAGE

インターネットを活用している人の中には、ネット通販利用者も数多くいると思います。
しかし、その利用者を脅かす詐欺なども横行しており、安心して買い物ができないという問題などもあります。
その多くは、フィッシング詐欺(フィッシングと言っても、魚釣り(fishing)ではなく、「Phishing」とつづります。フィッシング詐欺とは、実在の銀行・クレジットカード会社やショッピングサイトなどを装ったメールを送付し、そこにリンクを貼り付けて、その銀行・ショッピングサイトにそっくりな「罠のサイト」に呼び込み、クレジットカード番号やパスワードなどを入力させてそれを入手してしまうという詐欺です。)という手口で、巧妙に偽装されたサイトのためアメリカなどでは被害が増加していると言われます。

そもそもネット通販でこのような詐欺が横行するということは、利用者のほとんどはクレジット決済によるものだからです。インターネット白書2005年度版によれば、ネット通販利用者の実に70%以上もの人がクレジット決済での購入経験があると答えております。

このことから、ネット通販利用者はクレジットで決済をすると断言しても過言ではありません。

とすると、ネットショップではクレジット決済が必須であるともいえます。クレジット決済のない店舗は間違いなく売り上げが少ないか、もしくは上がらないと予測されます。

インターネットを介しての購買行動のポイントは、やはり手軽さだと思います。

  • わざわざ店舗に行かなくてもよい
    • 特に、仕事などで時間が取れない人や子育てなどで家から出れない人などの利用傾向は高いです。
  • 意外と早く届く
    • 通販なのでかなり時間がかかるかと思いがちですが、アマゾンなどは翌日もしくは、翌々日に商品が届きます。
  • 支払いが楽
    • クレジットを利用すれば、受け取りだけなので外出していても誰かに受け取りをお願いできる。

などといったメリットがあります。

インターネット利用者の多くは20代~30代に集中していることも加味すれば、購買動向が見えてきます。

しかし、中にはそうしたことにまったく気がつきもせずクレジット決済機能を備えていないネットショップなども見かけますが、大抵そうした店舗は思ったように売上げが上がらず、アクセス数もどんどん下がっていってしまいます。
そして、ショップオーナーは決まってこういうのです。
「ネットショップは儲からない」

「損して得とれ」「Give and be Given」などといった言葉が示すところは、必要経費をケチっていると儲からないということです。