東京レストランガイド/東京グルメランキング/クチコミ [食べログ.com]

NO IMAGE

東京レストランガイド/東京グルメランキング/クチコミ [食べログ.com]
というものがあります。これもWeb2.0仕様の参加型情報サイトです。
東京を中心にレストラン情報を利用者が口コミ形式で記載するもので、サイト内で自分専用のブログが作成でき、グルメマップも自分セ引用のものが作成できます。また、口コミ数の多いレストランをランキング形式で記載し、ROM(Read Only Member:閲覧だけの利用者)にも価値ある情報を提供しています。
また、個々人のグルメブログもランキングされ、毎月レビューランキングがトップページに載ります。

これまでは、グルメといわれる人が雑誌で紹介したお店などがいいお店という位置づけをされていましたが、こうした参加型の情報サイトでは、相対的な評価がなされ、よりおいしいお店は繁盛しそうでないお店は淘汰されるという図式が形成されるでしょう。
グルメ情報誌にお金を払えば何とかなる時代から本物への移行が既に始まっています。
ちなみに運営は価格.comが行っています。

ただ、利用者は何を基準にお店を選ぶのかということに対しては現在は2パターンあると考えられます。
一つは、こうしたランキングサイトでおいしいお店を選ぶパターンと、クーポンや割引率で選ぶパターンとがあります。
クーポンや割引で成功したモデルにぐるなび(ヘラクレス上場企業)とリクルートのホットペッパーがあります。ぐるなびは、PCサイトと携帯サイトの両方で閲覧でき、会社の新年会や忘年会、歓迎会、送別会などで強いし支持を受けています。幹事さんが困ったときに見るサイトです。また、ホットペッパーは、主に首都圏を中心に発行されているフリーペーパーで、デートのときなどに重宝します。(これらは実体験です)
こうしたものは、主にクーポンと割安感があるお店が利用者に選ばれる傾向が強いです。実際、自分で利用した際もまずは周辺の店舗情報を大まかに見てそれからクーポンがあるか?割安感があるか?といった点でお店を決めていきました。

現在の状況からすると、食べログ.comも利用者は増えると思いますが、既に確立された利用者のいるホットペッパーやぐるなびの利用者に影響が出るほどではないと予測されますが、今後、食べログのようなサイトは増えると思います。