困ったことは起こらない

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最近、銀座まるかんの創業者である、斉藤一人氏の本にはまっています。「変な人が書いた成功法則」、「人生全部がうまくいく話」、
「変な人が書いた驚くほどツイてる話」などを執筆しております。
また、全国高額納税者番付に11年連続で入っています。

もともと、うちの社長から「人生全部がうまくいく話」を薦められましたが、
一冊読んでみて非常に面白かったのでほかの著書にも手を伸ばした次第です。

その中で、非常に気に入っているところがあります。
「困ったことは起こらない」と考えること。
詳しい内容は本書を読んでほしいのですが、困ったことは基本的に起こらないというのです。
困ったことにしているのは自分自身がそう思うからだと。
確かにいわれてみれば、困ったことというのは自分自身の問題で他人にはあまり関係ないことだったりします。しかし、
そうした自分自身の問題なのに、「あいつは困った奴だ」とか、「あいつのせいで困ったことになった」などというのです。
自分自身にも当てはまることだったので、正直ドキッとしました。僕も常に困ったと思うときは、何かのせいにしていました。

ただ、そうした思考回路では何も生み出さないのです。
結局、堂々巡りで自分一人で悩むことになるのです。
それに気が付かされました。

困ったこととは思わずに、自分自身の問題として捉えることができるようになれば、
その問題を解決するためにいろいろとアイディアを出さなければなりません。
そうしたアイディアが、問題を解決してくれるのです。
斉藤氏は「知恵」と呼んでいました。そもそも何もないところからは何も出ないといいます。温泉が出たのはそこに源泉があったからであって、
何もないところからは温泉はでません。「知恵」も同じでもともと自分自身が持っているものですが、それに気が付いていないだけなのです。

僕は、昨年仕事上でいろいろと凹むことが結構ありました。
そんな時の思考回路はネガティブ(否定的)になりやすいものです。
ただ、否定的な思考回路でいるとまた違った問題が自分に降りかかってきてどんどん駄目な方向へと流されてしまいます。
困ったことを困ったことと認識しているうちは、それが立て続けにやってきます。面白いもので、そうしたものを何かのせいにしているうちは、
また同じようなことが起こるのです。昨年はそんなことがあまりにも多かったので、笑ってしまいました。
「これだけ、立て続けに起こるってことは逆にツイてる」と思えるようになったのです。それからは、
ほとんどそういったことは起こらなくなりました。もしかすると、起こっているのかもしれませんが、
僕が困ったこととしては捉えなくなったのかもしれません。

ただし、完全にそう思えるようになったか?というとまだまだそうではありません。たまにまた古い考え方になってしまうときがあります。
そんな時は、似たような問題にぶち当たるのです。

人の考え方は千差万別かもしれませんが、楽しく生きていくためには、楽しく考えることが必要なのだと思います。
シンプルにそしてポジティブに。今日は、天気がいいな。それだけで楽しくなれるように。今日は、雨が降っているな。それでも楽しめるように。

仕事は本当にいろいろなことを教えてくれます。
学校へ行って勉強するとお金がかかりますが、仕事はお金を頂きながら勉強ができるのです。教科書や本、
インターネットには載っていないこともたくさん教えてくれます。僕は、基本的に仕事が好きなのだと思います。親、
兄弟からは働きすぎなんじゃないか?とよく言われますが、僕より働いている人なんてもっともっと多いはずです。
その人も仕事が好きでやっているのだと思います。好きなことができるのは、幸せです。世の中には働きたくても働けない人だっているのです。
そうした人の分まで働けるというのは本当に幸せです。