つれづれなるままに

9.11の衝撃は今でも鮮明に覚えていますが、既にあれから2年も経っていたとは気がつきませんでした。
日々世界が変わっていると言うことを、なんとなく感じるだけで、ブラウン管の向こう側と紙面に書いてあることだけが、
自分にとっては全てです。

あれから2年経ちますが、何か解決したのでしょうか。
首謀者の生死も不明、イラク進攻の結果もたらしたものは、混乱だったのではないかとも思います。
アフガニスタンのその後は今どうなっているのでしょう。

もし、日本で同じようなテロが起こった際はどうなるのでしょう。
アメリカと同じように報復に出るのでしょうか。

タイガース優勝という明るい話題の影に隠れている部分は、今も尚、そこに横たわっているはずです。

話は変わりますが、阪神が優勝する年は景気が良いという話を聞きました。
事実、株価は阪神の動向と同じくして上がっていたりします。
(昨日の時点で11,000円台です。ちなみに6月ごろは8千円台後半をうろうろしていました。)昨日も、
優勝セールに行ったのであろう奥様方が買い物袋を片手に満足げに家路に向かっているのを見ました。

日本の貯蓄高は1,200兆円とも1,400兆円とも言われています。
このお金が、市場に流出すれば一気に景気は回復すると、政治家や経済評論家の先生が幾度となく仰っていたのを覚えています。

ちょっとしたきっかけで、それは起こるのかもしれません。

アフガニスタンのその後ですが、外務省の公式ページには、2005年
までに最大5億ドル (約5800億円)まで、支援をすることが決まっています。
順調であれば既に今年の時点で、 4億72万ドルが動いているはずです。

イラクの復興支援は表向き人道支援ということですが、自衛隊の救援自衛隊機による輸送ということも盛込まれており、
ここでも多額のお金が動いているわけです。
自衛隊は、世界で一番高い派遣だといえます。

ブッシュ大統領が悪の枢軸と名指しした国は、例外なく武力行使されています。

お互いの正義がぶつかり合うから戦争は起こるのかもしれませんが、どこか常に附に落ちない部分があるのは、なぜでしょう。