1997.10.25

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日記というより随筆になりつつある。
勉強しているといろいろなことが頭を交錯する。

今日は、神になった人間について考えていた。
正しく言うと神格化された人ということだけれど。

もっとも有名なのは、誰でも知っているイエス・キリストだと思う。
それから、仏陀にムハンマド。
昔のことはよく知らないが、この人たちは最初の哲学者だったのかもしれない。
自分の哲学を多くの人たちに教えることによって、徐々に神格化されていったのだと思う。

特にキリスト教では三位一体説というものがあり、それが僕の説を証明してくれると思う。

僕の中ではもう一人、神になった人がいる。それは、ジョン・レノン。
僕は彼の歌が好きだし、生きていてライブをしてくれるのであれば、地球の反対側にだって行ける。彼もまた、神格化された一人だと言っても過言ではない。

そうした人たちに共通していることは、生前、多くの人たちに愛され、そして人々を幸せに導いたことだ。宗教はもちろんそうした力があるのだろうが、僕は音楽にも同じような力を感じずにはいられない。

人々の幸せを願うがゆえに身を犠牲にしてそれを与えた。そういった人たちが神になるのだろうか。

僕は神になろうとは思わないが、なるべく多くの人にやさしくしようと思っている。人は誰かにやさしくされると、自分も他の誰かにやさしくなれるから。

やさしくされて嫌がる人はいない。

でも、お節介にならないことが大切だと僕は思っている。

パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学