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おすすめの書籍 Archive

Teamwork

仕事を進める上で、最も大切なものの一つにチームワークが挙げられます。様々な場面で使われる言葉ですが、組織にとってベストチームというのはいったい何でしょうか?

仕事のチームワークでは、野球やサッカーなどのスポーツがよく例として使われますが、その組織にあったチーム編成でなければ、意味がないのではないだろうかと思います。

野球のチーム編成でサッカーをするには人数が足りませんし、サッカーのチーム編成でバスケットをするには多すぎます。

その組織にあったベストチームは、仕事の進め方によって違っているのではないでしょうか。

私が考えるチーム編成は次の3つです。

  • 野球型
  • サッカー型
  • バスケット型

どのチーム編成が最も良いチームかという話ではなく、どういった仕事であれば、最適か?というところに焦点を当てます。それぞれメリットとデメリットがあります。

  • 野球型
    …攻守の役割が明確。エースが一人だけいても4番がいないと勝てない。
  • サッカー型
    …役割が明確。自分のポジションで自分の仕事をしっかりと行うことが必要。1点取るためにメンバーが集中しなければならない。
  • バスケット型
    …攻守の両方をこなさなければならない。大量に得点を取る必要がある仕事には向いている。

野球型のチーム編成が必要な組織は、特に製造業などに向いていると考えています。いくらいいものを作っても、販売する人やルートがなければ、せっかく作ったものが市場には出ません。いくら150Km/時の剛速球を投げられる人がいても、試合に負けることもあるのです。

サッカー型は、プロフェッショナル同士がかかわり合うようなプロジェクトを運営するのに向いています。プロジェクトの達成という目標に向かって、全員が意識を集中させなければなりません。しかも仕事をまわしていくことは、サッカーのパスに似ています。そのプロジェクトをまとめる司令塔のような存在は不可欠ですし、その人がプロジェクト(ゲーム)を組み上げていくわけです。

バスケット型は、小さい組織で威力を発揮します。特にベンチャーなどでは、人を雇い入れることもそう簡単にできないため、ある程度なんでこなせるような人を必要とします。また、バスケットは試合展開も早く、常に動きまわっていなければなりませんが、それはあのコートだからできるわけです。しかも野球やサッカーよりも短い時間で区切ります。(1ピリオド=10分×4ピリオド)

私自身、ベンチャーで仕事をした経験があるので、はっきりとわかりますが、何でもやらされます。そこに、野球の4番バッターがやってきても困るのです。当たればでかいですが、当たらない時は、いるだけコストになるわけですから。細かくても確実に点数を決められる人が必要なのです。(もちろん、守りもできないとだめです)

こうして見ていくと、会社の成熟度合いによってもチーム編成を変えていかなければなりません。

  1. バスケット型…成長期
  2. サッカー型…隆盛期
  3. 野球型…成熟期

事業立ち上げのときは、2,3人で何でもこなさなければなりません。しかし、おわかりの通り、バスケットはかなり体力的に厳しいスポーツです。ですから10分で区切って4回までというルールを決めているのです。もしこれを1時間半も続けていたら、選手はバテバテになってしまいますし、怪我も誘発します。スポーツのルールとは安全に競技が進められるよう設計されているわけです。

ですから、事業の見込みが見えてきたら、サッカー型の組織へチーム編成していくことが肝要です。バスケットは5人でしていたスポーツですから、サッカーをするには、ほかに6人は最低必要になってきます。そこで、採用活動を行っていくのです。

しかし、成熟期になると、今度は野球型の組織に改編しなければなりません。となると、9人しか試合には出れませんから、2人余分になります。その余った2人をどうするかは、経営者の判断です。補欠で残ってもらっていいわけですが、企業は補欠を雇っておくほどお金が潤沢にあるわけではありませんから、辞めていただくことも必要となってきます。

 

この3つのチーム編成は、そのほかにも取り扱っている商品やサービス、業種業態によって当てはまるかどうかは変わってきます。ずっとバスケット型で進めていかなければならない業態も存在しますし、どんなプロジェクトを遂行するにも、サッカー型が望ましいでしょう。成熟している会社だとしても、野球型ではうまく業務を遂行できないケースも考えられます。(企業の成熟度を何で測るかにもよりますが)

これからの時代、戦略よりもこうしたチーム作りが重要視されてくるのではないでしょうか。

野村監督のエースの品格を読んで、強く感じました。

群衆の叡智

先ごろ、「群衆の叡智」をテーマに、企業や開発者研究者などが集って討論する「群衆の叡智サミット(WOSC) 2008 Spring」が5月21日、開催されました。

2回目になる今回は、『群衆の意見は専門家より正しいのか?』という結論を導くために様々な議論がなされたようです。

詳しくはCNET JAPAN

私の場合、群衆というとD・リースマンの「孤独な群衆」を連想してしまうわけですが、その中にある「他人指向型」というものがまさに現在の状況をうまく説明していると思います。

そして、群衆の叡智というものも、この「他人指向型」の性格のよるものなのではないだろうかと思うわけです。(ここで、孤独な群衆について詳しく説明してしまうと、かなり膨大なレポートになってしまうので、まずは書籍を読んでみて下さい)

他人指向型の人は、常に他者とのかかわりを気にしているため、他者との関係が良いか、悪いかが、彼らの行動の基準になります。

インターネットは常に他者とのかかわりを気にしなければならない状況を生み出しています。それが、良い方向に働けば、叡智として人々にとって有益なものになるのですが、悪い方向に陥った場合、衆愚を生み出しかねません。

 

…そういえば、こんなことを、大学でやったなぁ~などと、ふと思いだしてしまいました。

健全な態度

アール・ナイチンゲールのトップ・ゲティング・プログラム。

これは倍速で聞けるとてもいい商品です。勝間勝代さんの本などでも倍速でオーディオ学習をするとよいという話が出ていたこともあって、会社の同僚が購入し、そして教えてくれたものです。

倍速で聞けることで最も良いのは、何度も繰り返し聴く場合です。

人生という時間は有限で、平等に与えられていますが、その時間をどう使うかまでは決められていません。より短時間に多くの情報を処理できるようになれば、それだけで生産性にも影響を及ぼすばかりだけでなく、個人の人間的成長にも大きな影響を与えます。

トップ・ゲティング・プログラムの中の冒頭で「健全な態度」についての話が出てきます。

全体を通して最もこの部分は、重要なポイントだと思います。

立派な人は、立派だから態度がすばらしいのではなく、立派な態度だからその地位を得られたのだということが、私にとってはとても衝撃的でした。

態度が周りに与える影響は、その人が思っている以上に大きいということです。

人に対する態度一つとってみても、そうですが、それが積み重なっていくと考えると恐ろしいことだと思いませんか?

今の態度は、他人に対してどんな影響を考え行動すべきだということです。自分が思っている以上に他人は影響を受けていますし、それがまた自分に返ってくるのです。

中学生の頃、先生から「おまえは態度が悪い。そんなんじゃ、社会に出てから通用しないぞ。」という先生がいました。

「おまえ」という先生はどうかと思うのですが、今となっては、まさにそのことを言っていたのだと感じます。別に態度が悪くても社会に通用しないわけではないのですが、健全な態度を持たなければ上には行けないということです。

東京で仕事をしていた時、多くの優秀な学生を見てきましたが、彼らに共通しているのは、非常に態度が良いということです。特に偏差値の高い大学になればなるほど、その傾向は強かったので、学歴は意外と重要だと思ったくらいです。

学校の成績がいいというのは、先生の話をしっかり聞き、ちゃんとしたレスポンスを返せるからであって、学歴重視という採用基準もあって当然なのだと思います。(こういうのは一部の大企業人事に顕著に見られますが)

ただ、何らかの理由で才能はあるにもかかわらず、進学できない人もいます。こういう人は別に学校に行かなくても十分結果を出せるのです。中卒で社長をしている人などは、もともと健全な態度を持っていたのか、もしくは社会に出る時期が早かったことで健全な態度への矯正がすぐに行われたからなのだと思います。

これは、すべてにおいて共通していることなのでしょう。

そうしたことを考えてみると、自分の人に対する態度をもう一度見直してみる必要があると感じました。

くるくるウィジェット(TM)

アマゾンのアソシエイトメンバー向けのメールマガジンで、新ウィジェットのお知らせが入っていたので、さっそく使ってみます。

専門書を始めいろんな本を読みますが、特にホームページ制作関連の書籍というのがまだまだ少ないような気がします。

このウィジェットは、もともとアマゾンページで展開されていたものですが、自分のサイトにも登録できるようになったことで、またアマゾンのアフィリエイトを使う人が増えてしまいますね。

縦にもくるくる回ります。

この機能は新しいかも!?

最近読んだ本

毎月必ず、アマゾンからの小包が届くわけですが、せっかくなので、ここ最近読んだ本をご紹介しようかと思います。

カテゴリにもお勧めの書籍というものがあることですし。

まずは、勝間和代さんの本

会社の社長に勧められたことと、税理士の先生と話をした時も話題になったので、3冊も読んでしまいました。

週刊ダイヤモンドには勝間さんの年収年表が掲載されていましたが、28歳で年俸2,000万円。

もうここらで足踏みしていいと思いそうな金額ですが、それよりも上を常に目指し、現在は8,000万円以上だそうです。自分と比較すると悲しくなってしまいますが・・・。

それでも、勝間さんがしていることは意外と自分もしていたりします。まずは、ブログ。実際今も書いているわけですし。ちょっと前に、ブログを書いていたら知り合いになった人もいました。

メールのシグニチャには「ブログ書いています」としてURLも記載しているので、よくお客さんから「ブログ見ましたよ」ということを言っていただけます。これは、結構営業的には使えていたりします。

それから、読書。

勝間さんのように1か月15万円も書籍代にはかけれれませんので、ほしい本はチェックしておいて後で買うようにしています。本屋には時間が空いた時ちょっと寄る程度で、基本はアマゾンです。地方の本屋は場所が遠く、いくのが面倒ということと、ほしい本が見つからないということもよくあるので、むしろ行かないようにしています。

それと、オーディオ学習。

これは、去年から始めました。オーディオ学習がいいという話は聞いていたのですが、自分としては本以外はあまり必要ないと考えていたのですが、実際にやってみると、これほど効率のよい学習法はありません。特に、車での移動が多いので、移動中はだいたいオーディオ学習です。(しかし、極力一人のときだけにしていますが)

お酒はやめられませんが、煙草は吸わなくなりました。どうしても、サラリーマンをやっていると関係上、お付き合いというのはありまして。。。でも、断る勇気も必要ですよね。

定期的な運動も心がけるようにしていて、先月からは会社の人たちとバレーなどをやっています。もともと、日曜日には社会人リーグでサッカーをしていたのですが、何かと家の用事が多く、滞りがちになっていました。

自分ができていないことの最たるものは、やらないことです。…とはいうものの、そんなことが言える立場にはなく、やらざるを得ないというのが現状です。(涙目

個人で仕事をしていくには、勝間さんの本はよきバイブルだと思いますが、組織の中で生きていくには制約がどうしてもあるわけで、それを差し引いて考えなければならないような気がしました。

少し、気になったのは、勝間さんの子供との接し方です。本を読んでいて、勝間さんのお子さんは幸せなんだろうか?と思いました。他人の子の心配をしても仕方がないのですけれど。

そういえば、旦那さんの話は一切出ていませんでしたが、そこら辺はどうなんでしょうかね。

お次の本は、

スーパー・ディベート術―議論に勝つための思考力・表現力の鍛え方 (PHPビジネスライブラリー)

人前に出ると、あがってしまい、何を言っているのか自分でもわからなくなってしまうことが多々あり、それを見かねた社長がわざわざ買ってくれた本です。

その昔、社長もこの本を読んで、あがり症を克服したと言っていました。

そもそも、日本語は表意言語であって表音言語の英語などとは根本的に違うのだそうです。日本人の親は、子供の話し方については注意しますが、発音については注意しません。しかし、英語圏の親は、子供にLとRの発音などをしっかり注意するのだそうです。そうしないと意味が通じないので。

ここからもわかるように、日本語は人前で話すことにはあまり向いていないのだそうです。だから、口下手な人が多いのだとか。

それと、人前に出てあがってしまうのは、人間だから仕方なのないことで、むしろそうした自分としっかり向き合って自然のまま話をすればいいと書いてありました。

実際そうしてみたら、案外すんなりと話せるようになったので驚きです。(でも東京にいたときは、人前で話をしてもあがったりしなかったんですけれど)

お次の本は、

エモーショナル・プログラム―市場分析・ブランド開発のための感性マーケティング・メソッド

エモーショナル・マーケティングというと、一昔前にはやりましたが、あんまりよく分かっていなかったので、改めて勉強してみようと思ったのです。

この本は、わかりやすい図が多くかなり良質なアイディアを生み出してくれる本です。

株式会社ウォータースタジオで実際に使われているメソッドで、コンセプトを練り上げるにはとても良いツールだと思います。特に、マーケットアウトという考え方がヒットしました。

2000年~2001年の事例がベースなので古いところもありますが、フレームワークは時代に左右されないものです。

また、「エモーショナル」とアマゾンの和書で検索するとエモーショナル・マーケティング関係の本が意外に少ないことに気が付きました。もっと多くあってもいいような気がしたのですが、どうやらエモーショナル・マーケティングについて書籍を出している人は、この株式会社ウォータースタジオの社長:坂井直樹氏と神田昌典氏だけのようです。

人の感情というかなり説明しにくいものをベースにしているため、書籍までにまとめ上げることがなかなかできないのかもしれません。

次は、

データが教える日本の県民性―思わず人に語りたくなるお国自慢

たまたま立ち寄ったコンビニで見つけた本です。面白そうなので、思わず買ってしまいました。

47都道府県の知られざる実態が記載されており、小ネタにはもってこいです。ちなみに、山形県の税収入率は全国1位だそうです。額ではなく、率であることに注意したいものです。

最後に、専門書を3冊

全部読んだわけではなく、必要なポイントだけですがなかなか利用価値の高い本です。サンプル集にはCD-ROMが付属していますが、これがかなり便利です。どちらかというとこのCD-ROMがほしかったわけです。この場合、本は付属です。

たとえば、PHPでこんなことしてみたいなぁ~と思った時、たいていGoogle先生に質問してみるわけですが、こうした専門書のいいところは本がついているので、目次をざっと見渡して必要なポイントをさっと読んで、CD-ROMからデータを引っ張って加工することができるのです。最近は、こうした本があるので、とっても便利になりました。

と言っても、基本的にプログラムを組むことはほとんどないんですけどね。SE脳が死なないように少し活性化しておく必要があるかと思って、たまにこうした本も見ています。

 

まだ、何冊か読まずにため込んでしまっている本もありますが、重ねておくと、「せっかく買ったんだし読まなきゃ、損だな」と自分自身にプレッシャーを与えることができるので、面白そうな本はとりあえず片っぱしから買っています。

これも、勝間流になっちゃいますけど。

マネジメントについて考える

2つのDVDをみました。ひとつは、「社長渡邉美樹」

もう一つは、プロフェッショナル 仕事の流儀 リゾート再生請負人 星野佳路の仕事 "信じる力"が人を動かすをみました。

 

まずは、星野社長。

数々の、経営が行き詰った旅館やホテルの再建に携わった実績を持つまさにプロフェッショナルです。

所沢のホテルの御曹子として生まれ、そのまま経営を引き継いだところまでは良かったのですが、トップダウンの経営でどんどん社員が辞めていくという現実に直面し、方向を転換。

社員に仕事を任せるというやり方に変えていき、どん底からようやく抜け出したといいます。

給与は増やせない、休みは増やせない、人は辞めていく、しかも人が入ってこない。挙句は「星野に行くと殺される」ということまで言われる始末。

社員を怒れないという性格も拍車をかけたようです。

こういう中小企業の社長はかなり日本に多くいるのではないでしょうか?特に2代目に見られる傾向のような気がします。

星野流マネジメントのポイント

  • 自発的に社員に考えさせる
  • 再建の主人公は社員
  • 社員に任せる

再建の際に、そこに残った「社員は財産だ」と語る星野社長の姿勢は、社員のモチベーションにも影響するばかりでなく、高い生産性をも生む原動力になるのだと思います。

星野社長の口癖は、「どうですか?」「どうしますか?」

常に答えを社員問いかけます。

再建に携わるときに、コンセプトを考えるといいます。その手法は、現状を分析しその結果をもとに、社員全員でコンセプトを考えていくというものです。

「コンセプトには答えはなく、もっとも共感できるものがコンセプトとして選ばれる」と言います。

コンセプトとは、洗練された一言です。

その一言に社員が共感でき、そしてそこに向かっていく様はまさに経営理念といえます。

ポイントは、明確で単純であること。

複雑なことを複数話すと、結局何もできません。人が心にとめておけるものは1つだけだといいます。一つのことだけに集中すれば、そこに力も集中し、今まで以上に成果も上がるのではないでしょうか?

そんなことを、星野社長からは学びました。

 

次に、渡辺社長です。

星野社長とは対照的だと私は思いました。星野社長は御曹子としてのスタートでしたが、渡辺社長は自分で会社を興したいわゆる起業経営者です。

起業経営者の特徴は、とてつもなく力を持っているということです。

それは、人間として力です。ちぢめて人間力とよくいわれます。

会社を興す人は、一般の人と比べてもかなり強いエネルギーを持っています。逆に一般の人よりもエネルギーを持っている人はたいていが起業します。

これは、すべての人に備わっているわけではなく、自分の生活環境やそれまでの人生、大きな挫折や失敗が原動力になっていることは間違いありません。

WATAMIと言えば、誰もが知っている居酒屋チェーンのリレーショナルカンパニーですが、それ以外にも学校や老人ホーム、果てはカンボジアに孤児院を作るというところまでの事業をしています。

たぶん、世界中のだれもが渡辺社長が好きだと私は確信します。もし、嫌いな人がいれば、それはその人自身に何らかの問題があるのではないでしょうか。

あれだけの会社を一代で立ち上げそして、慈善事業にも積極的に貢献している人は、まさに人格者です。誰もが簡単にまねできるものではありません。

私が、就職氷河期と言われる時代に人材の仕事をしていましたが、そんな中にあっても学生からは絶大な支持を受けていました。

特に優秀と思われる学生からです。

ほぼ、それは社長の人柄とカリスマ性によるものだと思います。東証一部の会社の社長がベストセラーをポンポン出版できるなどというのは、スーパーマンだとしか言いようがありません。

DVDの中でも自分の老人ホームを訪れたときに、おばあちゃんから泣きながら抱きつかれるシーンなどもありましたが、その姿は、もはや神や仏をあがめるそれと同じでした。

「生きているうちにお会いできてよかった。」

という人もいました。

我々などより人生経験豊富で、人をみることに長けているお年寄りだけに、渡辺社長の人格というものがいかにすばらしいかを表現するには十分すぎる映像だったと思います。

そんな渡辺社長のマネジメントは、トップダウンです。幹部に対してかなり厳しく接し、社員には笑顔で接する。大きな夢は人をひきつけ、夢を共有できた時、恐ろしく大きな力を生み出します。

渡辺社長の「夢に日付を入れる」とはまさに、成功そのものだと思います。

社長が大きな夢を語るとき、周りの人には「ほんとにできるんだろうか?」と半信半疑な人もいると思います。しかし、ことごとく達成していくことによって、社員は成功体験を得て、より大きな成功を目指すようになると思います。

DVDでは語られていませんが、マネジメントのポイントは、社員に対しての成功体験なのだと思います。

ただ、あれだけの会社で、しかも1代目のカリスマ性がもはや神の域だと、2代目の人はかなりプレッシャーじゃないだろうか?と思います。

以前、ユニクロの柳井社長が社長職をほかの人に任せたことがありましたが、結局今はまた自分でしてしまっています。

あの人も渡辺社長と同じエネルギーの持ち主ですが、それ以降に続く後継者に対して一度失敗していると思います。

大きな会社ほど、その存在だけで社会に対して大きな影響力と責任がありますが、その責任を全うするには永続させることが不可欠です。創業者の想いをしっかりと受け継ぎ、次の世代へと引き継ぐことも大切だということです。

 

どちらの経営者も全く同じことを一つだけ言っていました。

それは、「お客様のため」ということです。

これは、商売の原理原則であることはもちろんのこと、そこをしっかりと伝えていくことがマネジメントにおいても重要なファクターになりうるのではないかと考えます。

アートディレクター

昨日、プロフェッショナル仕事の流儀のDVDを借りて見ていました。
佐藤可士和の仕事 ヒットデザインはこうして生まれる
ということで、アートディレクターの佐藤可士和さんの話です。

率直な感想としては、「一流のアートディレクターは、制作能力よりもコミュニケーション能力が高い」ということです。
本人も話していますが、佐藤可士和流にいえば、アートディレクターは医者なのだと。クライアントの悪い部分を取り除き、いい状態にしていくのが仕事だと言っています。

コンサルティング的な発想にもとずくその手法で、数多くの広告作品を世に出しているわけです。

また、「広告は基本的に見てもらえないもの」という立場から広告制作をするというスタンスも独特で、まさに逆転の発想と言えるのではないでしょうか。

本編には、あまり出てきませんでしたが、奥さんの存在もアートディレクター佐藤可士和を形成している要因の一つのような気がしました。

広告を作るという立場からはとても参考になったDVDでした。

脳内メーカーの本が出ます。

脳内メーカーの本が出るらしです。


脳内メーカーは去年もこのブログで紹介していますが、以前にもまして様々な機能が増え、動作も軽くなっています。

最近出たばかりの最新作「ウォンテッドメーカーwontedmaker.gifをマルコ式ネット白書でやってみました。

マルコ式ネット白書の指名手配書

金額的にはなかなかいい感じです。しかし、罪状は葬式爆笑違反・・・。

確かに、それはひんしゅく買いますけど。
7億もかけるほどのことじゃないんでは???

そこが、このジェネレーターの面白いところですけれど。

ついでに、ほかのジェネレーターも扱ってみました。


マルコ式ネット白書鍋

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マルコ式ネット白書弁当

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DEATH NOTE

ちょっと遅めですが、一時期話題になったDEATH NOTE(デスノート)を全部見てみました。

見るまでは、正直何が面白いのか?なぜ話題になったのか?わかりませんでしたが、見ているうちにどんどん話に引き込まれていく魅力は確かにありました。

見たものは、映画版とアニメ版の両方。

はじめにアニメ版を見てからその後映画版を見てみましたが、映画版は時間の関係で内容が変更されていることと、主人公のイメージが合っていない(太ってる?)いなかったのでちょっとがっかりしました。

すべて見終わって感じた事は、よくできた話だと言う事です。

デスノートを巡って繰り広げられる静的な戦いと言うのでしょうか。それまでの少年誌にはない一種独特な世界観と、殴り合いというそれまでのガチンコバトルから頭脳戦という新しい戦いを見せてくれました。

また、背景と人物設定もよくできていると思います。デスノートや死神という話をのぞけば、あり得ない話ではありません。

日本では青少年のよる犯罪が増えているという時代背景と、主人公の持つ一種病的な正義感は精神の発展途上にはよくある話です。

また、世界のバランスをとろうとする組織の存在。これは、こうしたオカルト話には必ずと言っていいほど出てくるフリーメーソンの存在をにおわせます。

天才的な二人が互いの知恵を絞ってやり取りする様は、その決断力の早さとスピード感もあって見ている人を引き込みます。
聡明さとは、その人の行動を左右するものだと言われていますが、行動を決定づけるのは決断力です。
どんなときも、いかなる場合にでも冷静になりその場にあった的確は何段ができる事。これが、聡明さを表現するには最適です。原作者はそうした事をふまえているかのように話を展開するため、見ている人には戦っている二人が互いに聡明である事を決定づけます。

もう一つ特質すべきは、群衆の心理を良く理解しているという事。群衆それ自体には明確な意志は存在しませんが、そこに第三者の意思が加わると世論を作り出したり、暴徒と化すのです。それを行える手段は、インターネットとマス・コミュミケーションです。その中でもインターネットは、状況を生み出しやすいメディアであり、この作品中でも、はじめにインターネットで話題になって、そこから火がついたような状況を生み出しています。
それは、実際に起こりうる事でもありとても自然に見ている側は受け取った事でしょう。

私が考える、良い作品とは、その作品を見てどれくらいの気づきを得られたかという事です。
ここまで書いてきた事を見てもわかるかと思いますが、デスノートはかなり良い作品である事は間違いありません。何より、時勢に合っている。

こうした時勢にあった作品は、後世にその時代の世界観を読み解く上でも重要な役割を示すわけですが、それは、我々が天寿を全うした後の話でしょう。


ウェブ時代をゆく

梅田望夫氏といえば、「ウェブ進化論」で話題を呼んだ人ですが、その人がまた新しい本を出版していました。
ウェブ進化論」は私にとってかなり衝撃的な本であった事は間違いありません。タイトルも覚えやすかったですし。
もちろん、このブログでも触れています。(検索して知ったのですが、ウェブ進化論に関する記事は4つもありました。その時の衝撃はそこから今でもうかがえます。)

それだけ私に衝撃を与えた本ですし、今回新書が出ていた事を見たときは全く何の躊躇もせず購入しました。
ただ、目次だけ見れば正直買わなくてもいいかとも思ったのですが。

実際に呼んでみて感じた事は、「ウェブ進化論」ほどの衝撃は残念ながら今回の本にはありませんでした。それは、インターネットを読み解くという意味でです。また、タイトルも前回ほど明確になっていない事もそれを感じさせる要因の一つではあります。

しかし、私の評価はかなり高いです。私の考える良い本とは、多くの気づきを得られる本の事ですが、今回の「ウェブ時代をゆく」は前作以上の気づきを私にくれました。それだけでも感謝したいぐらいです。しかも、新書版なので安いですし。。。

しかし、梅田氏の生き方は、自分の考えるそれとよく似ていると思います。場所は違いますが、私も2年前何を思ったか田舎暮らしをすることにした訳ですから。そしてそれを実践している。
自分の好きを突き詰めていくと、自分らしい生き方を得る事になると思います。東京での生活も不満ではありませんでしたし、むしろそっちの方が楽しかったですが、自信の成長とともに環境を変える必要性を感じてもいました。結局、自分が欲しかったのは時間です。収入は正直激減しましたが、それでも時間を得るためには仕方のない事だと考えました。お金は無限に得る事は可能でしょうが、人生という時間は有限であり、そのとき何をするのか?何をしたいのか?何をすべきなのか?そう考えた結果、時間を取ったわけです。

梅田さんのように独立して自分でビジネスを行っていく事も可能だとは思いますし、一時期そうしようとも考えていた時期は確かにありました。また、それに向かって動いていた事もあります。

でも、現在は会社勤めをしています。
会社勤めでは自分の好きが貫き通せない事というのは、ないというのが私の考えです。自分の好きが貫き通せなくなった時は独立するのも仕方ないと思いますが、自分の好きを貫き通せる環境を提供してくれる場があるのであれば、そこにいた方が絶対に幸せだと思います。
大きい会社ではそれは無理だという人もいるかもしれません。しかし、それは自分がそう結論づけているだけの話であって、自分のやりやすいような環境に近づける努力はしたのでしょうか?

私は、今の時代に逆行した生き方に見えるかもしれませんが、世の中には、こうして会社を支えていくことをする人も必要なのではないかと強く感じています。特に、一人でもやっていける時代だからこそ、それは強く感じます。
独立して成功する人はおそらく全体の20%未満です。大成功と言われる人たちについては2%程度ではないでしょうか?それでもそこそこやっていける人はいるでしょうし、それで満足だという人もいるでしょう。
自分の満足の行く生活ができれば、好きを貫き通した方が幸せですが、それは環境をどこに置くのかというのはあまり問題ではありません。たまたま梅田氏はシリコンバレーに自分の好きを貫き通せる環境があり、私は山形にその環境があると考えているだけの話です。
しかも、その環境は自分の今後の成長によって変わってくるとも考えられます。これは、自分を中心にした考え方がなければ成立しない発想です。自分中心と言っても自己中心というのではなく、自分本位。外的環境によって左右されるのではなく、自分の内面と向き合い自分を軸として考えられる発想。

ウェブ時代はより進化し、ユビキタス社会とまで言われるほど情報の取得は恐ろしく容易になりました。私は、ネットがあればどこでも一緒だと考えていますが、ネットがない生活は無理だとも思います。これだけ依存してしまうと、インターネットを切り離した際、私のパフォーマンスは40%低下します。それは、仕事、生活両面においてです。逆に言うと、本来は今の60%ぐらいのパフォーマンスが関の山でしょう。ただ、これはコンピュータの性能と比較した例えばなしですが。

私は、以前より自分の内面世界が今後重要になってくるのではないだろうかと考え、行動していきました。そういう結論に至ったのは、日本の様々な神話の崩壊によるものです。安全・生活・幸せ・価値観、そのすべてがそれまでの常識が通用しなくなった。そうした状況に身を置けば、何を信じればいいのか見えなくなるのも当然ですし、何かに道を示されたいという欲求も高まりますが、何を頼っても結局は自分自身が最後に残るのです。
自分がどうあるべきか?ここにこそ、次の100年を生きていくための答えがあるのではないかというのが私の結論です。

それの結論を証明するかのように今まさに、自己の内面に向かう人たちが多くなってきているように感じます。

クソゲー白書

正月は、面白い番組もなく家でだらだらとゲームをしている人なども多いでしょう。
時間があるときは、少しでも本など読みたいものです。

そこで、今日は、白書つながりで、ちょっと変わった本のご紹介。
その名も「クソゲー白書

クソゲーという言葉を知らない人のために簡単に解説をすると、「クソッタレなゲーム」というやや下品な言葉の略語です。ファミコンがこの世に現れて以降数多くのゲームが様々なゲーム会社により発売されました。
名作と言われるものは、その中でもごく少数。パレートの法則に従えば、全体の20%ぐらい。そこからまたミリオンセラーを記憶するとなるやはりもっと少ないでしょう。

昔、あるゲーム会社の専務から、「正直、ゲーム制作は儲からないよ。」と聞いた事があります。

ゲーム産業全体としてみれば、ヒット商品などはごく少数で、その陰では多くの売れないゲームがあるのです。
まだ、売れないだけならいいのですが、なぜ販売してしまったのか?と。小一時間、制作元に問い合わせたくなるようなゲームも存在する訳です。これが私の考えるクソゲーですが、実際は個人的主観や個人的感情によってその分類は個人差がかなり生じます。(詳しくはWikipediaのクソゲーを参照

そんな訳で、この「クソゲー白書」で取り上げられているゲームに関してもかなり個人的主観と個人的感情に大きく左右されているのは間違いありません。

以下は「クソゲー白書」のRPG部門のランキングです。

RPG部問有効回答数 288票
1位 ロマサガ1 14票
2位 ファイナルファンタジー7 13票
2位 聖剣伝説2 13票
4位 サガ・フロンティア 11票
4位 ビヨンド・ザ・ビヨンド 11票
6位 ドラゴンクエスト6 10票
7位 アーク・ザ・ラッド 8票
8位 摩訶摩訶 7票
9位 天外魔境 第四の黙示録 5票
10位 アーク・ザ・ラッド2 4票

どうも、スクエア(現:スクエアエニックス)の作品が上位を占めているようです。これだけでもかなり偏った見方ではないでしょうか?
そんな訳で、批判もあります。すごいところでは、この結果に対して
統計学的仮説検定 を行っちゃっているサイトがあります。何もそこまで・・・と思ったのですが、暇だったんですよね。

こんな本誰が買うんだ?と思っていたら、Amazonで3件レビューがありました。

その一つを引用します。
アンケートの集計結果に基づく著書ですが、そのアンケートの内容はというと、
「あなたがクソゲーだと思うものをあげ、その理由を書いてください」
それだけです。
なんと完全自由記述。
こういうのは「単純」とは言いません。
一人当たりの票数も決めていないので、400人から回答を得て、有効回答数が1059件。
さらに、それを120の分類に分けています。

これでは、統計的に有意差と認められる信頼に足るデータにはなり得ません。

ゲーム別総合ランキングでは、最多得票でも16票、28位には4票で22個並んでいます。
原因別総合ランキングに至っては「その他」が栄光の第1位です。
一般的に「その他」は、いくらポイントが高くても最後に入れるものだと思うのですが。

しかも、その中には「バグがある」が圧倒的に多いそうなのですが、それならなぜ別に立項しなかったのか不思議です。
また、機種による分類もなされておらず、ファミコン版もアーケード版もPC版も一緒くたです。

更に、オリジナルと移植が区別されていないので、オリジナルが好評でも移植版を元に評価しているケースもあるのですが、それは本文を読まないと分かりません。
ジャンルの分類についても、「アクション」と「格闘アクション」を分けているのに、「恋愛シミュレーション」と「ウォーシミュレーション」を一緒にしているという不徹底ぶりです。

ゲームが製作された時代もバラつきが激しく、時代背景が全く考慮されていません。

強調にやたら拡大フォントを使うのは、ゲーム系Webサイトに多数見られるものですが、それは文章力のなさを誤魔化しているだけであり、プロのライターが商業誌でやるものではありません。


結論。
私はこの本を「出版界のデス様」と呼ばせていただきます。

ちなみに、最後の結論で出てきている「出版界のデス様」とは、デスクリムゾンと呼ばれるキングオブクソゲーにちなんでいます。

クソゲー愛好家の中ではもはや伝説とまで言われるほどのクソゲーです。詳しい説明はWikipediaにゆずりますが、この説明を読むと、ぜひ一度やってみたくなってしまう恐ろしい魅力も兼ねそろえています。

もちろん、この他にもバグだらけでよくこんなの販売したよな。というものが過去かなり出されてきました。

今のゲームはかなり完成されているので、こうしたバグだらけの危ないゲームの方が逆に面白みを感じるかもしれません。特に、ファミコン世代にはバグがむしろ裏技として使えたりするケースもあるため、より懐かしさを感じられるかもしれません。

コウ告

あえて、広告としなかったのには理由があります。

それは、これからご紹介する3冊について広めるという字を使っていないからです。

 

京都で行われた広告塾の内容を書籍にしたものですが、毎回業界をリードする人たちが、自分のこれまでの仕事をベースに広告について話を進めるというスタンスの本です。

口語体で書かれているので、大変読みやすく、あっという間に読んでしまいます。また、内容も大変興味深い内容ばかりで、それもあっという間に読んでしまう要素だと思います。

この3冊を読んで学んだことは、何のためにその仕事をしているのか?ということです。お金をもらうからクライアントの指示通りのものを作るということではありません。彼らは、そんな仕事は一切しません。

クライアントと一般消費者(エンドユーザー)との間のコミュニケーションを作るのが、彼らの仕事です。そして、それが最大の目的でもあります。

この本を読んでみて、「そりゃ、そうだよなぁ~。」と思いました。

マス=コミュニケーションと言われるゆえんでもあるわけです。

WEBにばかり集中してしまうと、どうしても技術や理論ばかりが先行してしまい、もっとも大切なことを忘れがちになってしまいます。

そもそも、モノが売れるとっかかりは、関係づくりからです。いきなり知らないモノを売る人や、買う人はいないでしょう。

知らない人と初めて会った時、あなたはどうしますか?

私は、挨拶をして、自己紹介をします。

これって、当たり前のことですよね。これがコミュニケーションの第一歩だとすれば、広告も同じだと思います。

新商品の場合は、まずは自己紹介をするわけです。

逆によく知られた商品やサービスの場合はどうでしょうか?

たとえば、よく知っている人と会うとき、どんな話をしますか?

私は、なるべくお互いにとって新しいと思われる話題について話をします。

よく知っているという仲だとしても、意外な一面やもっと相手のことを知り、自分のことを知ってもらうことによって、コミュニケーション度は高まります。

既存商品の場合も、こうした意外な一面や新しい角度などによってコミュニケーションをとることができるわけです。

業界をリードする人たちは、それを自分というフィルターにかけ表現していきます。たぶん、同じモノを素材として選んだとしてもそれぞれ表現されるものは違ってくるでしょう。

CMという制限の多い枠の中で最適な表現するというのは、まさに至難の業。

聖書には、初めに言葉があった。とあり、そこから1週間かけて神が世界を作り上げていくわけですが、コピーから作り始めてCMという形にする作業はまさに、それとおなじ作業工程を経ているようにも思いました。
(そんな仰々しい言い方をすると誤解を招きそうですが)

しかし、こうしたやり方は、制作上とても有効な手法だと感じました。言葉で説明できるものは、どんなに多くの人がかかわっていたとしても、方向性はずれませんし、イメージが伝わりやすいのです。

これは、企業理念などにも通じるのではないでしょうか?言葉で説明し、社員がその言葉を理解し、その会社を作っていく。完成のない制作物かもしれませんが、会社は作り続けることに意義があるのです。

話がずれてきましたが、広告においての目的は、あくまでもコミュニケーションをとることです。クライアントが、エンドユーザーとよりよいコミュニケーションをとるためにはどうすべきか?ということを常に考えていれば、それ自体が効果にもつながるのだということが、わかりました。

Amazon.co.jp: 恋空―切ナイ恋物語: 本: 美嘉

アマゾンのレビューがすごいことになっているという情報を見つけ、実際に見てみました。。。

今現在ですでに1000件近いレビューがありますが、そのほとんどが、罵詈雑言。誹謗中傷。

買わなければよかったという内容が特に目立ちます。

この状況はすでに「炎上」と言っても過言ではありません。


何がそんなに悪いのか?

逆に興味が生まれました。

 

そして、上巻・下巻を合わせて購入。

かなり久しぶりに小説を読む羽目に。大体4時間ぐらいでしょうか。。。全部読み終わったのは。

 

感想としては、確かに文章が稚拙です。見るに堪えない表現などもあり、もう少しボキャブラリーを増やしてから書いてほしかったという気持ちがあります。

内容的には...上巻は確かに読むに値しないかもしれません。ごくごく普通の話。田舎のほうではよく聞く話です。

レイプされたとか、妊娠したとか、高校生同士で結婚したとか。。。私が高校の時もそんな話が後を絶えませんでした。それだけ人の心がすさんでいるのかもしれませんね。

でも、他人から傷つけられて、自分も人を傷つけて。そうしてほかの人との距離を学んでいく。それが大人になるってことじゃないかと改めて考えさせられました。

 

ただ、忘れないでほしいのは、傷ついた何も知らない子でお金儲けしようとしている悪い大人たちがいるということを。

この本の作者がバッシングされるいわれはなく、それを書籍にし発行した編集側に問題があるのだと私は思います。

携帯サイトだけで終わっていればよかったものを。。。「電車男」以降こうした儲け話に敏感な人もいるんです。純情な気持ちをまんまと利用されただけだと思っていましたが、、、、

以下のレビューを見てそれを少し疑うようになりました。

 

 

297 人中、295人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 死人でまだ稼ぐか..., 2007/11/12

ミカは凄い根性ですね!!

彼女のブログに「ヒロが亡くなる直前に妊娠した子供はどうなったの?」
と、ファンが心配してメッセージを送ってくると書かれている。

ミカからの答えは「本のあとがきに書いてあるから読んで」とのことw
「ここでは辛くてまだ書けない」とのことw

無料で見れるブログでは書く勇気が出ないけど、印税が入る本の方では書く勇気が出るって!!w
ミカは本当に商人ですね^^

恋人の死を1円たりとも無駄にせず、稼ぎ倒してください!!w

ファンの方は、ミカの元気が出るようにこの下らないゴミ本を沢山買ってあげたら如何ですか?w

両方読んだ人にしかわかりませんが。。。ただ、これを書いた人もほかの人たちもなんだかんだいって、本買ってるじゃないですか。。。出版社的には何を言われようと、本が売れれば別にどうってことないわけで。。。

そのうち、テレビでも取り上げられるでしょうね。この「恋空論争」

 

ちなみに、私は不覚にも下巻で泣きました。

 

 

私が考える「本物」は、賛否両論があってしかるべきだと思っています。ですから、これは間違いなく「本物」だと思います。

そして、最後にはっきりと言えることは、作者は良かれ悪かれ多くの人たちの注目を集めたということ。

いいも、悪いもひっくるめて何らかの感情を多くの人に与えたという事実は、誰も否定できないでしょう。

そういえば、Dale Carnegieの道は開けるの一説に、「しんだ犬を蹴飛ばすものはいない」という話がありました。

道が開けた

デール・カーネギーの名著「道は開ける」のCDを聞きました。
内容は、原書で書いてあることと同じだと思います。

道が開けないのは、「悩んでいる」からというのが結論で、悩みに対する解決法や様々な人が様々な悩みを抱え、 どのように解決していったかという話が延々と続きます。

あれだけの量の他人の悩みを聞いていると、自分自身の悩みなど大したことがないような気持ちになることと、 深刻な悩みなどは一切ないということに気付かされます。

悩みの解消法でもっとも有効とされているのが、「祈り」だそうです。宗教的ではありますが、信仰心をもち、 神に祈りをささげる人は悩まないということでした。

確かに、それは一理あると思います。

その話から導き出されることとして、今の日本人の多くが、さまざまな悩みを抱えているのは、 宗教的な祈りがないからということもいえます。

聖書には、悩みに関する解決法が満載なのです。迷える子羊たちを導かれるのが、キリストなのですから。

イスラム教の戒律は厳しく、一日五回の礼拝は欠かせません。それもまた、神に祈りをささげる行為そのもので、 そんなに日に何度も礼拝していては悩む時間もないのです。

だからと言って、宗教を信じなさいとは言いません。今さら多くの日本人に信仰心を求めるつもりもありません。

私は、良く人から、「悩みとかなさそうだよね。」と言われますが、全くその通りだと思います。 深刻に悩んだことはこれまで1度か2度ほど。基本的には悩みません。悩んでいる時間がもったいないから、うまくいくことだけを考えます。

どうしてもうまくいくようなアイディアが浮かばない時は、やめます。。。すっかり忘れます。だって、 それにかかわっている時間がもったいないじゃないですか。

そんな話を書いていて思い出したのですが、「おがくずをひこうとするな」という一節がありました。おが屑は、 のこぎりで木を切る時に出る屑のことですが、木を切ったことがある人はたくさんいると思いますが、 おがくずをのこぎりで引こうとする人はいないでしょう。
だから、過ぎ去ったことに対していつまでも気に病んでいても仕方がないということを、この「おかくずをひこうとするな」 という言葉に集約しているのです。

過ぎ去ったことをいつまでも気に病んでいても、先には進めません。そして、それが悩みの原因でもあります。
だから、そんなことはすっかり忘れてしまって、新しいことに目を向けるべきだということなのです。

誰もがそうしたいと願うくせに、誰もそれを実践できていないから、不幸なのだと、語っています。

要するに、ポジティブに物事をとらえ、そして考えていけば何も問題も起こらないし、悩みだって抱えないのです。 そうした精神状態での生活は、まさに健康そのもの。
そして、それこそが幸せなのだと、デール・カーネギーはつづります。

バルタザール・グラシアンの賢人の知恵

最近、本屋で本を買うことがめっきり少なくなってしまったのですが、休みの間に久しぶりに本屋に涼みに行ったとき、 偶然面白い本を見つけて、思わず買ってしまいました。

何に一番ひかれたのかというと、アルトゥール・ショーペンハウエルやフリードリッヒ・ニーチェ、森鴎外などが絶賛したといわれ、 欧米では、マキヤベリ『君主論』と並ぶ不朽の名著として、今も読み継がれているという紹介文にもはやノックアウト気味で、 中をぱらぱらと見てすぐさまレジに向かいました。

ヨーロッパで400年語り継がれる最強の処世訓といわれるその内容は、かなり合理的な考え方のように思えますが、 言われると確かにそうだなぁ...と深く納得します。

はじめ、バルタザールと聞いて、新約聖書の「東方の三博士(Magi)」の一人かと思ったのですが、違ったみたいです。

バルタザール・グラシアンは、17世紀のスペインで活躍した著述家であり、イエズス会の修道士でした。聖職者という立場でありながら、 冷静な視点で現実を見つめ、思慮分別と洞察力を持って物事に向き合う姿勢は、400年たった今でも必要とされるところが多いようです。

自信を高めるという意味においての自己啓発に関する本は、今もなお出版され続けていますが、そうしたものは一過性のものがほとんどで、 こて先だけの啓発か、もしくは何かの焼きまわしのものばかりです。その時は、それでもいいのかもしれませんが、時代が変われば、 そうした価値観も変容してしまいます。

特に、めまぐるしい速さで移り変わる現代においては、それは顕著に表れます。

そんな時代だからこそ、こうした普遍的な哲学が、また見直されるでしょう。

 

 

朝30分の掃除から儲かる会社に変わる

先日の、日経新聞朝刊記事下広告に、デカデカと掲載されていた書籍がこの「朝30分の掃除から儲かる会社に変わる」でした。

あまりにもでっかく掲載されていたので、かなりインパクトはあります。

最近は、「掃除ブーム」ということもあって、また、その手の本か…と思って読んでみたのですが、精神論的な掃除ではなく、 合理的な掃除(本書では環境整備)が職場環境を変えるばかりか、仕事の効率をも上げる働きがあるということを、 事例を交えてわかりやすく説明してあります。

その概要を抜粋すると…

  • 無言でやってはいけません。ペチャクチャやるんです。
  • 「株式会社盗品見本市」パクられたらパクリ返す
  • 動機は「不純」であればあるほど、効果が出る
  • わが社の社員が起立して挨拶するのは、お客様の顔がお金にみえるから?
  • 「社屋ボロボロ、社内ピカピカ」の意味
  • 会社は働きにくるところではありません。成果を出すところです。
  • 部下の総意で管理職を更迭できる仕組み
  • 環境整備の本質は掃除ではありません。
  • 整理は「戦略」、整頓は「戦術」につながる
  • たった1ヵ所「掃除禁止の場所」がある

これだけで、業績が上がった会社が数多く存在していることにもふれているため、かなり説得力はあります。

私は、この本を読んで、株式会社武蔵野の徹底した合理化というものを感じました。一見すると、非合理的なことかもしれませんが、 それを合理的に行うことが、合理化だと思います。すでに合理的なものは、別に合理化する必要性はありませんから。

本書のポイントをズバリお話しすると、第5章にすべてが書かれています。

第5章から読み始めて、他の章で掘り下げていく読み方のほうがわかりやすいかもしれません。(人それぞれですが)

この本の中で、私がとても気いったフレーズがありました。

「達人とは捨てることがうまい人」

これは、第5章で書かれていたことですが、「人はいろんなことを一度にはできない。何か一つ成し遂げようと思うのであれば、 ほかのことを一切しないことが大切だ。」

これには、目からうろこが落ちました。確かにおっしゃる通りです。いろいろなことをしようとするから、 結局何一つ結果が出せずに終わってしまう。

昔、友人からこんなことを聞いたのを思い出しました。

「あきらめるっていう語源は、あきらかに極めるってことらしいよ。それが、いつのまにか、ネガティブな意味になっていったらしい。」

普段何気なく使っている「あきらめる」という言葉は、実はポジティブな言葉だったのです。

あきらかに極めるためには、ほかのことを切り捨てなければならない。

そのことが、いつの間にか、切り捨てることのほうばかりを気にしてしまうようになり、 今のようなネガティブなイメージを持つ言葉になってしまったということです。

私も、明日から、何か一つ、あきらめることによって、何か一つ、あきらかに極めることができるかもしれません。

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