エンジンドローン

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今日、会社に行く途中、農薬散布のためにラジコンヘリを飛ばしている人たちを目撃しました。

この時期、朝によく見かける光景ですが、その時ふとラジコンヘリじゃなくてドローンでも良いのでは?と思いました。

ドローンと言えば、4枚羽のUFOみたいな浮遊物体。

4枚羽はモーター駆動で動いています。

モーター駆動の場合、エネルギー源は電気になるわけですが、リチウムバッテリーの問題で4つのモーターを駆動させておくには、30分程度しか持たないらしいです。

そのため、農薬散布には向いていないよう。

農薬散布のヘリを飛ばす場合、1回で10万円位かかるそうです。そのため、複数の農家が協力してある程度の土地をまとめて折半して飛ばしています。となると、30分程度でバッテリー交換となると手間とコストがかかります。

もう一つの問題が、自分の機体と合わせて農薬と散布用機材の重量もあります。小型の高性能ビデオカメラなら問題ないでしょうが、5kg以上ある重量をモーターの馬力だけで持ち上げるのは難しい。

そんなことを考えていた時に、エンジンでドローンを飛ばしたら、問題が解決できるのでは?と思いました。

そこで、Google先生でエンジンドローンで調べてみると、もうすでに同じことを考えてエンジンドローンを実用化までしている人たちがいました。

そして、やはりモーターよりもパワフルで、5kgぐらいなら持ち上げられるものもあるとか。

また、輸送問題で困っている人たちの問題解決にもなりそうです。

もしかすると、輸送での実用化はもうすぐ出来るのでは?と思って、Google先生でドローン輸送について調べてみたら、やっぱりもうすでに実験は始まっていました。

「ドローン 宅配」というキーワードで検索すればいくつも関連記事が出てきます。

ただ、輸送で使うドローンはいずれもモーター式のドローンのようです。エンジンドローンの認知度が低いのか、そもそもそうした発想がないのか?技術的な問題、もしくは飛行制限などの問題なのか?

マルチコプター型のドローンは、モーターだからこそ電子制御が可能となっており、エンジンの場合だと制御が難しいという理由のようです。難しいのなら、簡単にしてしまうことも・・・

ヘリコプター型ドローンという逆転の発想です。

マルチコプターにこだわらなければ、別にこれでもOKなわけで。

最後に、日本の群馬県の会社がマルチコプター型エンジンドローンを開発したというニュースがあります。

  • ガソリンエンジン搭載 飛行時間延長可能に 県内企業が開発 /群馬
  • TEAD株式会社