冷戦がインターネットを生んでいた!?

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アメリカ国防総省というと、なんとなく軍事?というイメージがありますが、まさにその通りで、第二次世界大戦後のソ連との冷戦構造のなかで、生まれた副産物という噂もあります。お互いに核ミサイルを所有し、一触即発という緊張の中で最も重要視されたのは、情報です。ITはInfomation Technology(情報技術)と言いますが、軍事利用も目的にはあったのではないかということです。

別にインターネットが珍しいケースではありません。軍事利用から派生し、一般生活に役だっているものは数え上げたらきりがありません。ジャンボジェット機だってそうです。(ウィキペディア:ジャンボジェット機を参考)

しかし、インターネットについては軍事利用から派生したケースというよりも、ネットワーク技術を世界に張り巡らすことが、実は軍事利用にも繋がると考えていたのではないかと思います。

その理由の一つに、DARPRA(ダーパ)が資金を提供している点が挙げられます。DARPRAは、Defense Advanced Research Projects Agencyの略で、軍隊使用のための新技術開発および研究を行うアメリカ国防総省の機関です。あくまで、新技術開発を民間と共同で行うことが目的でした。なみに、今ではスマホにも入っているGPSの開発もこのDARPRAで行われました。

DARPRAは非常にユニークな機関であることと、最先端科学技術の速やかな軍事技術への転用が主たる活動内容です。しかし、DARPRAはAEPANETをどのように軍事転用したかはわかりません。