中小企業従事者数が増加

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中小企業庁が発表した中小企業実態基本調査(平成21年10月30日)によると、平成20年調査における中小企業の従業者数は、3,064万人で、前年調査から10万人(対前年調査比0.3%増)増加しているとあった。

内訳を見ると、、不動産業(対前年調査比12.1%増)、小売業(同4.1%増)、サービス業(同2.3%増)、飲食店・宿泊業(同0.9%増)、卸売業(同0.9%増)、運輸業(同0.1%増)の6産業で増加し、情報通信業(対前年調査比▲12.3%減)、製造業(同▲4.1%減)、建設業(同▲0.4%減)の3産業が減少している。

従業者数の産業別構成比では、前年調査と同様に製造業(構成比21.3%)が最も多く、次いでサービス業(同18.7%)、小売業(同16.4%)、建設業(同12.2%)の順となっている。

従業者数の産業別構成比の推移をみると、サービス業は平成18年調査の17.5%から平成20年調査では18.7%まで増加している。