グーグルがエネルギー開発に前向きな理由

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Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)にグーグルがエネルギー開発に積極的な本当の理由というものが掲載されていました。

グーグルでは、50万台ものサーバーを運用している訳ですが、いくら最新式が消費電力が少ないと言っても、年間の電力消費量は半端ありません。

何かの本にも書いてありましたが、グーグルで一番のコストは電気代です。多分、この電気代に比べれば人件費なんて安いもんでしょう。(だから高いお金を払ってでも優秀な技術者をかこっておける訳ですね)

また、原油高やエネルギー不足という問題もあり、この先安定した電力を確保できなるなる可能性もある訳です。そう考えると、グーグルのような企業にとっては死活問題。
だって、電源落ちたら最後、you can’t stop!

そうしたリスク回避という面でも、エネルギー開発をせざるを得ないのだと思います。
Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)では、もっと儲けるためだろ?

 1. 巨大なサーバーファームの経費節約で、儲かる。
 2. ほかのエネルギーに飢えた会社に技術を売って、また儲かる。
 3. 環境破壊から地球を救った英雄として株が上がって、またまた儲かる。

と書いてありましたが、それも理由としてはあるでしょう。また、社会貢献という意味合いもありますし、環境保全というグローバルな視点でも意義があります。
そこまで考えると、やらない方がむしろおかしいと思うべきかもしれません。

また、あの有名な社是「Don’t Be Evil」のロングバージョンは、「Make Tons of Cash, Just Don’t Be Evil Doing It(ザクザク儲けろ。ただそれで悪魔に身を落とすな)」だろ?とありました。

これって、結構あたっているかも!?

儲かる会社と、儲からない会社の違いは、ここにあるのかもしれませんね。

儲かる会社は、儲かる事しかしない。儲からない会社は、儲からない事ばかりに気を取られている。

儲ける事がすべてではないにしろ、会社として儲けたくないというのは本末転倒ですから。