motivation marketing

消費者の購買活動において、AIDOMA(アイドマ)だとかAISAS(アイサス)だとかいろいろと言われていますが、そのどちらの場合も、初めの段階は同じ「Attention(注意)→Interest(興味)」です。

この共通性については、あまり語られておらず、どちらかというとそれ以降の違いについてのみ議論がなされているように感じます。(私の勉強不足なのかもしれませんが)

ただ、この共通性を見出した背景には、動機付けという部分を考慮した結果であることはタイトルが示すとおりです。

一般的にmotivation(モチベーション)とは、心理学や人事の分野でよく多用される言葉です。特に従業員に対して「彼は仕事に対するモチベーションがすごく高い」などと使ったりします。

モチベーション(motivation)とは、意欲の源になる「動機」を意味します。例えば、ある人が「仕事を頑張りたい」という意欲を持っているとすると、その意欲の源になる「彼女にモテるから」「お金がもらえるから」などの動機付けこそが、まさにモチベーションということになります。もっとも一般には、動機の結果として現れる意欲(=仕事を頑張りたいという気持ち)の方を、モチベーションと表現しているようです。

このようにおもに仕事の面について使われる言葉ではありますが、動機付けという意味合いでは、マーケティングの分野でも利用できるのではないかと考えました。

そんなことを考えているのは、誰もいないだろう・・・と思ったのですが、調べてみると同じようなことを考え、すでにサービスを提供している会社(Motivation Marketing Inc.)があります。

しかし、よく見てみるとそれほど深いところまでは書いていません。特にmotivation marketingの理論的な部分には特に触れていません。いわゆる企業秘密なのかもしれませんが。。。

私が考える、motivation marketingとは、全ての購買活動に対して共通してみられる人間的感情(この場合は購買意欲)を分析し、販促活動に応用することを指します。

はたしてそんなことができるのだろうか?という人もいるかもしれません。現段階では、あくまでも理論を形作ることが先決で、手法については試行錯誤しながら形作るしかないと思います。

ようするに、ちょっといいことひらめいた!程度なのです。

今の世の中、日用品をはじめとして必要なものはすべてそろっていることが当たり前です。人がものを購入する動機は、生活の利便性向上とういうよりも嗜好性の高いものへと移り変わってきています。

とすれば、よりそのものを買うことに対する動機付けをどうするか?に焦点を合わせなければならない時代になってきているのではないでしょうか?

購買に対する動機付けは、それまで売れる要素のなかったものが爆発的に売れる可能性を説明できます。

その例として、ニコニコ動画におけるボーカロイド(初音ミク)ソフトの購買行動です。

初音ミクの爆発的な大ヒットは、AIDOMA(アイドマ)とも言えますし、AISAS(アイサス)とも言えます。そのどちらでもないといえば、そうかもしれません。しかし、共通しているのは、その商品に対してニコニコ動画を見たユーザが高いモチベーションを得たことは確かです。自分も、オリジナル曲などをミク歌わせてみたい。。。などと思うヲタクが大勢いたわけです。(なぜなら私もヲタクだから気持ちはよくわかります)

何で買ったのか?

…だって、ほしかったんだもん。。。

これこそが、購買行動に対してモチベーションが大きく影響していることをよくあらわしたやり取りだと思います。

そして、なぜほしかったのか?を追求していけば、ある程度どのようなモチベーションかを特定できるのではないでしょうか。

その特定されたモチベーションは、どのような商品に有効か?どんな人たちはどのような購買モチベーションをもっているのか?を体系だてれば、新しいマーケティングの領域が開けてきます。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください