7年間

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これまで過去のデータの保存場所として使っていたt-empire.comというドメインをそのままにしておくのものったいないので、
有効活用しようと思い、過去の記事をこの「マルコ式ネット白書」に保存する作業をしていました。

昔の記事は、まるでアルバムを開くかの如く懐かしさを覚え、そして、文章の未熟さを痛感します。

いま思うと、すでにWEBでこうして自分の考えなどを出し始めてから7年経っています。

はたして、どれだけ成長できているのでしょうか?

多分、記事の数は今の方が確実に多く出せていると思います。また、誤字脱字についても、今の方がないと思います。
(以前はかなり誤字脱字がありました)

昔の記事は多少修正はしたものはあるにしても、基本的にはそのまま掲載しています。これは、
自分自身に対する戒めと成長をはかる意味でそうしています。

ただ、記事を書くのとが早く、正確になっただけだとちょっとさみしいですけど。

内容的には、昔書いたものの方が感性的で勢いがあるように思います。文章から若さのようなものも感じます。(実際、若かった)

しかし、今は多少洗練されてきているかもしれませんが、確実に勢いはなくなっています。

もともと、文章を書くということを始めたのは高校3年生のころからでした。そのころは、書き方も分からずただ、
思ったことを書きとめることが主体でした。考えたことを文章化することがそのころの目的だったともいます。

高校卒業後、文章を書くことから2年ほど離れていた時期もありましたが、パソコンを購入したことによって、
再び書くことを始めたのです。パソコンを購入した理由としては、これから時代パソコンぐらい使えないと就職すらできないという母親の一言と、
編入祝ということで当時としては最新のものを買ってもらったのです。(実は今でも家においています)

高校、大学と音楽にのめり込んでいたためPCを買ってすぐは作曲活動の道具として、利用していました。
今まで行っていた作業が短縮されたことと、高い機材を買いそろえることをせずとも高いクオリティーが出せることもあって、
すぐに何曲かできました。

曲を作ると、誰かに聞いてもらいたいとおもい、ホームページを立ち上げることにしたのです。
ちょうどその時に親しくしていた大学の先生が、いろいろとアドバイスをくれ、初のホームページを立ち上げたのが20歳の時でした。

ただ、曲だけ載せていても検索にはかからないですし、面白みのないサイトなので、とりあえず日記を書くことにしたのが、始まりです。

そんな単純な理由から、始めたものだったのですが、いつの間にか7年も続けていたことに気がついたのです。

正直自分でも驚きでした。

誰が続けろと言ったわけでもなく、なぜ続けるかの理由も分からずに、書き続ける。

学生時代は、たくさん本を読んでいましたから、アウトプットすることで知識を落とし込もうとしていたところもあります。
実際その方法は大変効率よく、何冊か本を読んだあとなどには、とても効果的です。

人間は忘れる生き物と言われていますが、こうして情報を外部ソースとして出力することによって、
自分の脳内にインデックス化しておけば、必要な情報を必要な時に引き出せる大変有益な辞書にもなります。

また、ブログというものができてこれまで行ってきたことがかなり効率的になりました。ブログを使わず、
HTMLで自分でページを作成していた時と比べ、確実に生産性は向上しているわけです。

仕事をしながら、こうして書き続けられるのは、ブログのおかげかもしれません。

いろいろと感慨深いものがありますが、インターネットを利用するようになってすでに7年は経過しているわけです。

はじめは誰もが何を書いていいのか、どんなものが面白い情報となりうるのか?何を基準とすればいいのか?まるで分からないと思います。
それは、私も同じでした。

7年という歳月が、私にどういったものをどんな風に発信すると情報として有益なのかを教えてくれたことは事実です。

情報を出す側は、常に受け手側のことを考えて書かなければなりません。それは、私も一緒です。

1日平均100以上のユニークアクセスがありますが、私は、その100人のために書いています。多分、
リピータとして来てくれているのはその半分以下だとは思いますが、むしろそうして読んでくれる人のために書き続けているのです。

そしてこれは、多分この先もずっと変わらないでしょう。