グーグル八分とは何か |吉本 敏洋

グーグル八分とは何かグーグル八分とは何か
吉本 敏洋
九天社 刊
発売日 2006-12
価格:¥900(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
オススメ度:★★★★


現代の村八分を考えるきっかけになる 2007-04-08
題名だけで手にとってしまう本です。

途中、著者自ら”だんだん何の本だかわからなくなってきた・・・”と述べているように、

「最後まで読み続けるのが疲れそう」、と思わせる部分もあります。

しかし取り上げてるテーマは重く、指摘は十分に具体的です。

検索結果の上位にいかに露出させるかのコンサルで生計が立つ世の中で、

実質的に支配力を持つ一私企業の”恣意”をどこまで容認できるか?

古くからある問題の、まさにネット社会でのよみがえりということでしょうか。

最終章に近く「図書館の歴史に学ぶ、規制との闘い方」をおいた著者の意図はわかりませんが、

アナログ世代の私には理解を助けることになりました。

検閲行為と削除の実行 2007-03-25
221頁に「やはりネットだけやっていたらダメになります」とある。そうだそうだ。

若い記者が歩かなくなった、歩いて取材しなくなったといわれて久しい。

机上の収集情報だけで書くプロもふえたということか。新聞社関係の捏造とおわびが

目に付く。検索エンジンがそれほど秀逸になった、そういうことなんでしょうが…

例えば、内部告発的なブログがなんらかの圧力によって(今後「経済」ファクターも発覚してくるのではとすら当然おもいがおよぶ)削除され、それが自己規制なんだか外部要因によるものなのか、

とにかく検閲され削除されで、雑誌『戦旗』初出の『蟹工船』のような伏字ではなく、

さっくりきりとられ、たまごっちの十字架すら掲示してもらえないんだそうだ。

こわい世の中になった。真偽はともかく、裏情報的な告発モノがその筆頭検閲対象の

ようである。一番気になるところは、やはり、G社の、ことに当たる際の

ディスクロージャーに関する未整備か?具体的に理由を明示せず、公的情報まで削除してしまう

というやりかたにはこわさを覚える。

おわりに、巻末の注は充実している。プラス件名個人名の索引をつければ本書の体裁は完璧だったように思われる。1ヶ所個人名の誤植(180頁)山中→山谷 を発見、どうしてこんなところで?

最後まで一気読み! 2007-03-10
字ばかりの本は最後まであまり読まない(読めない?)のだけど、この本は一気読みできました。最後まで面白くてワクワク、終わった後はゾー!!!読んだからって、私の世界は実質的に何もかわらないのだけれど、ん〜何を信じていいか余計分からなくなった感じ(笑)怖い話です。

営業の自由と表現の自由 2007-03-10
「我思う故に我在り」が、インターネットの世界では、「グーグル思う故にあなた在り」になりつつあります。グーグルで検索されなければ、あなたの存在を誰も知ることはない。そんな時代が、もうそこにまで来ています。

圧倒的に巨大な存在に対して、個人は何を頼りに、どう立ち向かってゆけばいいのか?本書ではそのヒントとなる事例や考え方がたくさん載っています。

私の書評を含めて、色々な思惑により書評は彩られます。ですから、あなた自身の直感を信じて、本書を手にとってもいいと思った方は、一度読んでみて下さい。

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この記事は2007/5/1に作成しました。

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