プロセス オブ ウェブデザイン 企画からデザインへ 落とし込みの技術
WEB CREATORS LAB.
翔泳社 刊
発売日 2006-06-02
価格:¥2,604(税込)
発送可能時期:通常24時間以内に発送
オススメ度:★★★★
役に立つかどうかはその人次第 2007-04-10
ウェブデザインと付いているが、内容は企画やディレクションに関するものがほとんどで、ビジュアル的なデザイン手法にはほとんど言及していない。(インターフェイスやシステムデザインにはかなり突っ込んだ記述になっている)
一般のデザイナーが読んでも多分面白くないし、それほど役に立つかは分からない。特にかなりメジャーな案件ばかりなので、大手代理店からの仕事を受けられる環境にいる人以外にはピンと来ない内容かもしれない。
しかし、中に掲載されている企画書、コンテ、サイト遷移図の書き方など、全ての仕事に応用できる資料も多いので、まだ経験の少ない人には参考になるだろう。
実際にはここに書いてある事が全てではないし、案件やクライアントによって様々な要素が絡みつつプロジェクトは進行するので、このまま鵜呑みにして解ったつもりになるのは危険だが、大型プロジェクトを企画する人がどんな考え方をして提案に至るのかを知ることは、WEB関連のディレクションやプロデュースを目指している人には後々に生きてくるだろう。
ウェブ・ディレクター、プロデューサー、コンサルタントを目指す人に。
この内容を、どのように自身の仕事に生かすかは読んだ人次第。
かなり専門的な内容なので、それなりの予備知識は必要。
一流のWEBプロデュースを知りたいなら 2007-04-03
話題性の高い大型案件を中心に、「企画提案から制作にとりかかるまで」の普通は埋もれてしまうストーリーをまんべんなく掘り下げて紹介しています。実際の制作関係者が事例紹介を進めているため、当時の現場の状況や苦労した点、工夫した点、反省すべき点など、わかりやすく参考になったところがありました。クリエーターの皆さんの苦労を想像すると、ちょっと泣けてきました(笑)。
でも、こういう大きな案件はそう多くないし、できる会社も限られてくるので、現実的にはあまり参考にならないかもしれませんが、少なくとも仕事に対する考え方ぐらいは、自分の仕事にも生かせればな、と思いました。日常の業務に疲れてしまった自分に、高い目標を与えることで心を奮い立たせるのにも使えそうです。
具体的な本 2007-02-21
Webサイト構築の過程が、とても具体的に述べられていてリアリティがあった。
ただその反面で、具体的すぎるあまりに、自分の仕事に応用できない内容も多かったように思う。
その事例に興味があるのなら、またとないケーススタディになるはず。
そこから何かを感じて自分の仕事に活かすには、事例紹介に寄りすぎている印象。
最後に、カバーはとても美しいが、本文は少し読みづらいと感じた。
プログラマが見る、、、 2007-01-26
クライアントの指摘どおりにはなりたくない。
個人を無にしてなんて企画できない、、、、なんていっている
わたくしなぞは、ひじょーに耳がいたい。
プロのなかのプロであればこそ己をすて相手の要求をみたせる
そのようなデザイナーにならなければいけないのか??
とにかくおもしろい一読推奨!!
WEBサイト構築の裏側 2006-08-17
クロスメディアが騒がれている時代のWEBとはどのような役割を果たせばいいのか?
それを答えてくれる一冊です。
巻頭で今までになかった本になったと思いますとのコメントがあるのですが、まさにそうです。
WEBに関わる人にはぜひ読んでおいて欲しい本です。
とりわけディレクター系の人には素晴らしい本でしょう。
博報堂などクロスメディアに強い会社の方がリスモのPRの中でどのような目的でWEBサイトを製作したかなど有益な情報ばかりです。
この記事は2007/5/1に作成しました。